大規模な太陽光発電所において、モジュールの生産性や安全性を低下させる原因を監視するために、何千枚もの太陽電池パネルを個別に検査することは困難です。落ち葉や汚れ、あるいはケーブルの断線などの障害を、労力をかけずに検出するにはどうすればよいのでしょうか。
ABBのCMS-660は、各回路の直流電流をリモートでチェックし、以前の性能だけでなく、他のストリングの性能とも比較できるソーラー監視システムです。CMSは、回路の欠陥、過電圧、ブレーカトリップ、高温などの異常なシステム状態に対する反応性を向上させ、適切な対策を即座に実行することが可能です。
主な利点:
- システムのメンテナンス性を向上させ、異常を即座に検出します。
- 超小型センサにより、PVプラントからの主要情報を1台のコントローラに集約します
- スマートで直感的な設定により、CMSシステムの運用開始はわずか数分です
- 特別な工具を必要としないクイックマウントにより、設置時間を最大30%短縮します
- CMS-660は、工場組立済みの接続箱内に直接設置することも可能です
主な特長:
- センサーから直接、電流と温度を測定
- 2つのデジタル入力により、SPDとスイッチ断路器のステータスの統合
- CMSセンサは最大80Aまでのあらゆる電流(DC、ACまたは混合)を測定し、2つのストリングの監視を1つのセンサーにまとめることが可能
- 測定が必要な場所に最大32点の柔軟なモニタリングポイントを設置可能
- LEDにより、ネットワークとデバイスの状態をローカルに確認可能
- Modbus RTUプロトコルにより、プラントまたはインバータ監視システムへの容易な統合を保証