- 最新号では、意思決定を最適化するために、拡張現実と仮想現実、そして人工知能がABBのソリューションにどのように組み合わされているかを紹介
- ABBのエキスパートが、データセンターのエネルギー効率を大幅に向上させる方法を説明
- EV充電やハイテク船舶の例から、ABB Ability™ポートフォリオのコネクテッドソリューションの利点を示す
ABBは本日、技術情報誌「ABB Review」の2022年3号を発行しました。今期の主なテーマは「より良い意思決定」で、役員室から工場の現場まで、企業全体でデジタルソリューションがもたらす意思決定の利点を検証しています。意思決定者には迅速かつ正確なデータの理解と分析が求められており、ABBはそれを支援する様々な技術的ソリューションを提供しています。
世界で最も利用されているロボティクスのシミュレーションおよびオフラインプログラミングツールであるABBのRobotStudioも、そのようなソリューションの一つです。RobotStudio AR Viewerは、RobotStudioであらかじめ設定した産業用ロボットを実環境に可視化するモバイル端末用AR(拡張現実)アプリケーションです。このAR機能により、現場でのロボットの正確な位置決めが可能となり、空間への適合性の把握や製造工程計画の迅速化に貢献します。
デジタルソリューションのABB Abilityポートフォリオは、幅広い環境で商業および産業界のお客さまにサービスを提供する170以上のIoT製品の集合体であり、最新号でも言及されています。ABB Abilityは、ソフトウェアのイノベーションとコネクティビティを組み合わせることで、企業全体の無数の意思決定を改善し、生産性の向上、敏捷性の強化、排出量の削減を促進するために、お客さまを支援します。新しいABB Ability™ Energy and Asset Managerクラウドソリューションは、最新号のABB Reviewで紹介されている例の一つです。このソリューションは、場所や接続デバイスを問わずアクセスでき、データセンターなどのエネルギー消費を最適化することができます。
ABB の CEO であるビョルン・ローゼングレンは、本号の冒頭で「従来、オペレータは長年の経験と正式なトレーニングから生まれた直感に基づいて意思決定を行っていました。今日、データマイニング技術と人工知能は、以前はアクセスできなかった豊富な情報を利用できるようにすることで、オペレータがより良い意思決定を行えるよう支援しています」と書いています。
ABB Reviewは1914年から継続して発行されており、あらゆる種類の企業誌の中で最も長い歴史を持つものの一つです。ABB Reviewは、技術的なインスピレーションと教育の源として長年に渡って発行されており、商業・産業界の様々な状況における科学技術の領域で、ABBの最先端のイノベーションを紹介し、重要な技術動向やトピックについてABBの研究者、エンジニア、技術者の独自の視点を打ち出しています。
ABB (ABBN: SIX Swiss Ex) は、より生産的で持続可能な未来の実現に向けて社会と産業の変革に活力を与える、世界をリードするテクノロジー企業です。ソフトウェアをエレクトリフィケーション、ロボット、オートメーション、モーションのポートフォリオに結びつけることで、ABBはテクノロジーの限界を押し広げ、パフォーマンスを新たなレベルに引き上げます。130年以上にわたる卓越した歴史を持つABBの成功は、100カ国以上、105,000人の才気あふれる従業員によって支えられています。 www.abb.com