ABB Critical Cooling Motorsシリーズ


 

 

ご存知でしたか?

 

... Critical Cooling Motorsに使用されているハイブリッドセラミックベアリングは、データセンタのダウンタイムと情報損失の防止に役立ちます。

 


データセンタにとって、省エネと精密機器を適切かつ一定の温度に保つことの2つは最大の課題です。シャットダウンやデータ損失など、熱に関連する問題を回避するためには、効率的かつ効果的な換気と空調のシステムが不可欠です。データセンタで使用される全電力のうち、平均で50%もの電力が冷却技術に費やされており、データセンタは世界の電力消費量の1%、CO2排出量の0.5%を占めています。

データセンタでは、エネルギー消費と環境への悪影響を削減することが重要な課題となっています。これらの目標を実現する方法のひとつが、暖房・換気・空調(HVAC)アプリケーションのモータをより良く制御することです。可変速ドライブでモータを動作させることで、特定の運転条件に合わせて部分的に負荷や速度を最適化することができます。

 

可変速ドライブは、モータの回転数やトルクを制御し、省エネや機器の長寿命化に貢献しますが、モータ内部に軸電流を発生させ、それがベアリングを通じて放電し、破損やベアリング故障の原因となる可能性があります。軸電流を軽減するために、カーボンブラシやベアリング保護リングを使用する方法がありますが、これらの部品は時間の経過とともに摩耗し、効果が薄れてしまいます。

  • ベアリングの故障を避けるために、ABB の Baldor-Reliance® Critical Cooling Motorsには、ダブルシールハイブリッドセラミックベアリング(ボールケージはステンレススチール製、ボールはセラミック製)が組み込まれており、故障しないことが保証されています。実際、ABBは全てのCritical Cooling Motorsにおいて、シャフト電流によるベアリングの故障に対して生涯保証を提供しています。ABBのCritical Cooling MotorsはIE5+の認証を受けており、これは現在利用可能な最高レベルのモータ効率です。


キーファクト:

- 可変速ドライブでモータを運転する場合、ベアリングの保護が必要です。
- ABBのCritical Cooling Motorsは、シャフト電流によるベアリングの故障を生涯保証しています。

  -データセンタや病院などのミッションクリティカルな運用に適した信頼性の高いオプションです。


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