最新かつ高効率の屋根置型太陽光発電設備
当社の屋根置型太陽光発電システムは、本社敷地内の社屋・工場・倉庫の屋上や屋根を最大限活用することで、屋根置型1040枚、太陽追尾型24枚、合わせて1064枚のモジュールを設置し、総発電量257kWのシステムを構築いたしております。このシステムによる年間発電量は368,000kWhが見込まれており、屋根置型太陽光発電システムとしては大規模な設備となっています。そして、このシステムの特徴は、当社のグループ会社であるABB社が有する太陽光発電に関わるソリューションを存分に活用した、最先端の発電システムであるという点にあります。ABBは、主に欧州において、大規模太陽光発電システム向けにインバーター、変圧器、開閉器、接続器、監視・制御システムなどのソリューションを提供しており、数多くの実績を有しています。当社のシステムにもこれら製品を用いることで、高効率且つ、安定的な発電システムを実現しました。
そして、これらすべての発電設備を統合し、発電システムの運用監視を実現するのが、当社の監視システム“Symphony Plus”です。当社の運転監視システムは発電量のモニタリングだけでなく、ストリングスや電気機器の故障監視、また、気象計などのセンサーから得られる情報とトレンドデータを併せることにより、発電量の最適性の分析が可能となります。また、インターネットを通じ、遠隔地においても運用監視できるシステムなので、万一、システムにトラブルや障害が発生した際の迅速な対応も可能となります。
環境と省エネルギーに注目が集まる中で、当社も再生可能エネルギーを積極的に活用し、地球の未来に貢献していくとともに、日本国内における再生可能エネルギーの導入促進の一助になればと考え、最先端のシステムを導入したパイロットプラントととして、広く、国内外の皆様にご紹介させていただきます。
尚、当社のシステムで発電する電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取り制度の適用を受け、全量、売電いたしております。