ABB、世界初の爆発性雰囲気向けIE5ウルトラプレミアム効率モータを実現

  • 防爆エリアでのエネルギー損失を40%低減可能
  • 低い温度のまま動作するモータのため、信頼性の向上、省メンテナンス、長寿命化を実現し、ランニングコストを抑えることが可能

ABBは、受賞歴のあるIE5 SynRM(同期リラクタンスモータ)シリーズに、安全増防爆IE5 SynRMモータを新たに追加しました。一般的に使用されているIE3モータと比較してエネルギー損失が最大40%低いモータを導入することで、エネルギー効率を高めることができます。爆発性雰囲気でモータを使用されるお客さま向けとしては世界で初めてです。

この新しいIE5 SynRM モータは、可変速を必要とする要求の厳しい仕様の機器を幅広くサポートするため、爆発性雰囲気下でも使用できるよう開発されました。部分負荷時でも、どの速度域でも、正確な制御と高効率を実現します。爆発性のガス、蒸気、粉塵が周囲に存在する、石油・ガス、化学、木材加工、製粉産業向けのポンプ、ファン、圧縮機をアップグレードする際に最適です。

エネルギー節約に加え、新しいSynRM安全増防爆モータは、お客さまがより費用対効果の高い導入を実現するのに役立ちます。Zone 1防爆エリアでは、特殊な筐体の耐圧防爆モータの代わりに、低い温度のまま動作する設計により安全性を高めた安全増モータを使用することができます。Zone 2防爆エリアでは、SynRMモータは同じ寸法でも誘導モータより、より大きな出力を提供できます。またはより小型で低コストのモータで同じ役割を果たすことができます。

ABB IEC LVモータのディビジョンプレジデントのStefan Floeckは次のように述べています。「私たちは、世界で初めてウルトラプレミアム効率IE5の利点を爆発性雰囲気にもたらしました。最高の技術を採用し、当社のIE5 SynRMモータは幅広い業界のお客さまにとって画期的な製品となりました。エネルギー効率を向上させることが、お客さまの事業コストを最適化しながらネットゼロの達成するカギになると考えています」

  • ABBの開発施設でテスト中のIE5 SynRM安全増防爆モータ
  • ABB IE5 SynRM安全増モータは出力5.5~315 kW、枠番IEC 132~315に対応しており、左のモータはエンドプレートを外して内部構造を示しています。

IE5 SynRM安全増防爆モータの主な利点は、標準設計のモータよりも低い温度のまま動作することです。軸受温度は最大15℃、巻線温度は最大30℃低下します。これにより、信頼性が向上し、モータの寿命が延び、メンテナンスの必要性が減少します。

SynRM設計は、永久磁石モータの利点と、誘導モータのシンプルさや使いやすさを兼ね備えています。環境に配慮した設計のため、モータには磁石やレアアースを使用していません。

IE5 SynRM安全増防爆モータは、出力5.5~315キロワット(kW)、枠番IEC 132~315でご利用いただけます。

ABB は、エレクトリフィケーションとオートメーションのテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指しています。ABBのソリューションは、エンジニアリングのノウハウとソフトウェアを結び付け、製造、移動、電力供給、それらの運用の方法を最適化します。140年以上にわたる卓越性を基盤に、ABBの約105,000人の従業員は、産業変革を加速するイノベーションの推進に取り組んでいます。 www.abb.com

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