- ABBとカナダ輸出開発公社（EDC）は、最大29億米ドルのグローバルパートナーシップを締結し、世界の主要なエレクトリフィケーションおよびオートメーションプロジェクトに対するデットファイナンスでABBのお客さまを支援
- 商業融資は、3年間のパートナーシップの一環として、プロジェクトごとに提供されます。
- パートナーシップは、カナダにおけるABBの大きな足跡、将来の主要部門における技術革新の促進への貢献、そしてABBの事業拠点をはるかに超える経済的利益をもたらしていることを認めるものです。
ABBとカナダの輸出信用機関であるカナダ輸出開発公社（EDC）は、カナダおよび世界各国における持続可能な技術やプロジェクトへの投資を促進するためのグローバルパートナーシップを締結しました。EDCが提供する総額29億米ドルを上限とする支援は、ABBのお客さまに対し、クリーンテクノロジー、先進製造業、デジタルテクノロジー、未来の資源といった分野における戦略的なエレクトリフィケーションおよびオートメーションプロジェクトに対する融資・保険ソリューションを提供するものです。商業融資はプロジェクトごとに行われ、提携期間は当初3年間となります。
ABBのCFO、ティモ・イハムオティラは次のように述べています： 「EDCとのパートナーシップと、エレクトリフィケーションとオートメーションにおけるグローバルテクノロジーリーダーとしてのABBへ寄せられた信頼を大変嬉しく思います。このパートナーシップは、お客さまへの価値提案を強化するものであり、より持続可能で資源効率の高い未来を実現するという当社の目的に完全に沿ったものです。このパートナーシップは、持続可能なテクノロジーへのさらなる投資と、そうすることによって、さまざまな産業における脱炭素化目標の達成に積極的に貢献する機会を、お客さまと私たちに提供するものです」
このパートナーシップは、ABBのお客さまのプロジェクトとABB自身の事業を通じて、グローバルに、そしてカナダ国内での投資を促進することを目的としています。EDCは、エレクトリフィケーション、モーション、プロセスオートメーションからロボティクス、ディスクリートオートメーションまで、ABBのポートフォリオ全体にわたるお客さまプロジェクトに融資し、保険を提供します。
「EDCは、ABBのようにカナダに強固な基盤を持ち、革新的で公平かつ持続可能な経済の構築に注力している多国籍大企業を支援することを約束します」とEDC、コーポレートインターナショナルグループ、シニアバイスプレジデントのスヴェン・リスト氏は述べています。「より持続可能な慣行に移行し、より環境に優しい製品やサービスを開発するには、莫大な資金が必要です。私たちは共に、グローバルな持続可能性へのカナダの貢献を発展させ、気候変動のような差し迫った問題に対処する上で重要な役割を果たすでしょう」
具体的には、グリーン水素製造、持続可能な輸送ソリューション、世界的な温室効果ガス排出量を削減するための今日の化石燃料を使用した活動のエレクトリフィケーションなど、成長が見込まれる技術やソリューションへの戦略的投資に重点を置きます。カナダの革新的な新興企業とのコラボレーションも、EDCとのパートナーシップの傘下にある重要なテーマです。カナダで100年以上にわたって技術革新に取り組んできたABBカナダでの成功は、全土に拡がる29の拠点で働く3,100人の有能な従業員によって支えられています。
ABB は、エレクトリフィケーションとオートメーションのテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指しています。ABBのソリューションは、エンジニアリングのノウハウとソフトウェアを結び付け、製造、移動、電力供給、それらの運用の方法を最適化します。130年以上にわたり築いてきた卓越性を土台に、ABBの約105,000人の従業員が、産業の変化を加速させるイノベーションの推進に尽力しています。 www.abb.com
EDCについて
カナダ輸出開発公社（EDC）は、カナダ企業が国内外で影響力を発揮できるよう支援することを目的とした金融国営企業（クラウンコーポレーション）です。EDCは、カナダ企業が自信を持って新市場に参入し、財務リスクを軽減し、ローカルからグローバルへとビジネスを成長させるために必要な金融商品や知識を提供しています。EDCとカナダ企業は共に、すべてのカナダ国民のために、より豊かで、より強く、持続可能な経済を構築しています。
