- ABB E-モビリティは、スカニアとDC充電ソリューションの全ポートフォリオを提供するグローバル枠組み契約を締結
- この契約は、両社の長年にわたるパートナーシップに基づいており、ABB E-モビリティはスカニアの「EV」顧客向けサービスをサポートする予定
- ABB E-モビリティのポートフォリオにより、スカニアは車両、充電器、サービス、ソフトウェアを供給し、フリートを電動化するお客さまに完全なEVソリューションを提供へ
ABB E-モビリティとスカニアは、新しいグローバル枠組み契約を締結することで、協力関係を次のレベルに引き上げていきます。この契約により、スカニアはEV顧客向けの完全なソリューションプロバイダになり、電気自動車とともにカスタマイズされた充電ソリューションを提供できるようになります。スカニアは、世界最速のオールインワン電気自動車充電器の1つであるTerra 360を含むABB E-モビリティのDC急速充電技術とソリューションを、自社のネットワークとお客さまの両方に提供します。
「ABB E-モビリティとの協業は、電気輸送の機運をさらに高め、年間販売台数の50%を電気自動車にするという2030年の目標を後押しするものです。私たちは、ABB E-モビリティのグローバルネットワークと地域に根差した存在、そして高品質のEV充電ソリューションとサービスサポートの幅広いポートフォリオを高く評価しています」と、スカニアのE-モビリティ責任者であるFredrik Allard氏は述べています。
ABB E-モビリティは、24kWから600kWまでの基礎充電、目的地充電、公共充電用の幅広いDC充電ソリューションをスカニアに提供します。両社は、ゼロエミッション輸送の未来の実現および、今日の将来に向けたテクノロジー開発のリードに取り組んでいます。この枠組み契約により、ローカルおよびグローバルの両方で協業が強化され、各市場でスカニアのお客さまにサービスを提供できます。
「スカニアがお客さまに幅広い EV 充電ソリューションを提供できることを嬉しく思います。当社のDC充電ポートフォリオをフルに活用することで、スカニアがあらゆるユースケースに最も適したソリューションを推奨し、お客さまが電気自動車への移行を成功させられるよう支援してまいります」と、ABB E-モビリティのフリート&トランジット事業責任者であるChris Nordhは述べています。
今年初め、ABB E-モビリティとスカニアは、メガワット充電システム(MCS)の開発における最初の試験に成功したと発表しました。この試験は、大型車向けの効率的で高出力の充電ソリューションの開発におけるマイルストーンであり、大型車の充電時間を半分に短縮できる新技術です。
ABB E-モビリティについて
ABB E-モビリティは、電気自動車(EV)充電ソリューションのグローバルリーダーとして、より持続可能で資源効率の高いモビリティの未来を実現しています。ABB E-モビリティは、世界最大のEVメーカーや全国のEV充電ネットワーク事業者に選ばれるパートナーです。基礎充電用スマート充電器から未来の高速道路SAなどの経路充電用の急速充電器、フリート電動化、電気バス・トラック充電用ソリューションまで、EV充電ソリューションの幅広いポートフォリオを提供しています。世界中に約1,500人の従業員を擁するABB E-モビリティは、DC急速充電器5万台以上を含め、85以上の市場で100万台以上のEV充電器を販売しています。 https://e-mobility.abb.com/