ABBの2030 年および 2050 年に向けた科学的根拠に基づく目標がSBTiの認定を取得

ABBの2030 年および 2050 年に向けた科学的根拠に基づく目標がSBTiの認定を取得

  • ABBは、低炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、SBTiネットゼロ基準に沿った科学的根拠に基づくネットゼロ目標を設定
  •  SBTiの検証により、ABBのCO2e排出目標は科学的根拠に基づくものであり、最新の気候科学とパリ協定の目標に沿っていることが確認

ABB は、国際的な気候変動イニシアチブであるSBTi(Science Based Targets initiative) により排出削減目標の認定を取得しました。低炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、ABBは、2030 年と 2050 年に向けたスコープ 1、2、3 の目標を更新し、 SBTi に提出しました。SBTi による ABB の科学的根拠に基づく目標の認定は、ABB のアプローチがパリ協定に準拠した科学的根拠に基づいたものであることを裏付けるものです。

SBTi は以下の ABB 目標を認定しました:

短期目標

  •  スコープ1、2のCO2e排出量を2019年比で2030年までに80%削減
  •  スコープ3の絶対排出量を2022年比で2030年までに25%削減

長期目標

  •  スコープ1、2のCO2e排出量を2019年比で2050年までに100%削減
  •  スコープ3の絶対排出量を2022年比で2050年までに90%削減
  • 2050年までにバリューチェーン全体で温室効果ガス排出量をネットゼロへ

ABBのサステナビリティ グループ責任者であるアンケ・ハンペルは次のように述べています。「エレクトリフィケーションとオートメーションのテクノロジーリーダーとして、ABBはエネルギー転換加速の中核を担っています。当社はスコープ1、2の排出量を2030年までに80%、2050年までに100%削減することに取り組んでおり、すでに2019年比で76%の削減を達成しています。新たなスコープ3の目標では、バリューチェーンパートナーとの脱炭素化に関するエンゲージメントを強化するとともに、再生可能エネルギーの拡大、エネルギー効率の向上、プロセスの電化、排出量の削減を可能にする製品とソリューションをお客さまに提供してまいります。更新した目標のSBTiによる検証は、当社の熱意と方法論が最新の気候科学と一致していることを示しています」

ABBの戦略とサステナビリティパフォーマンスの詳細については、ABBのIntegrated report 2023とSustainability reportからご覧いただけます: go.abb/reports

SBTi ネットゼロ基準は、気候科学に沿った企業のネットゼロ目標設定のための世界で唯一の枠組みであり、企業が科学的根拠に基づくネットゼロ目標を設定するために必要なガイダンスとツールを提供します。

ABB は、エレクトリフィケーションとオートメーションのテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指しています。ABBのソリューションは、エンジニアリングのノウハウとソフトウェアを結び付け、製造、移動、電力供給、それらの運用の方法を最適化します。140年以上にわたる卓越性を基盤に、ABBの約105,000人の従業員は、産業変革を加速するイノベーションの推進に取り組んでいます。 www.abb.com

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