ABB、米国ウィスコンシン州に1億ドルを投資した新キャンパスを開設

ABB、米国ウィスコンシン州に1億ドルを投資した新キャンパスを開設

  • さまざまな産業で使用されるドライブ技術の生産により、ABB最大の市場における今後の成長を支える施設
  • 新しい製造工程とカスタマーエクスペリエンス施設には、ABBのサステナビリティ目標達成に貢献するテクノロジーを導入
  • 地熱暖房と最新のHVACシステムにより、廃熱を再利用し、天然ガスの使用をなくし、エネルギー使用量を45%以上削減

ABBは本日、米国における産業用ドライブの生産能力を拡大し、ビルドアメリカ・バイアメリカ法(BABAA)の要件を完全に満たすサービスを提供するため、ウィスコンシン州ニューベルリンに1億ドルを投資した新キャンパスの開設を段階的に始めました。ABB従業員、議員、教育関係者、メディアが集まり、キャンパスの第1段階の開設を記念するテープカットイベントが開催されました。

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「ABBは、エレクトリフィケーションとオートメーションのテクノロジーリーダーであり、米国市場は当社の事業にとって重要な成長基盤です」とABBモーションビジネスエリア プレジデントのブランドン・スペンサーは述べています。「この先進的な製造施設への投資により、ABBは優れた人材を確保し、地域に根ざしたサプライチェーンを強化し、お客さまとの信頼関係を維持することができます」

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CO2排出量の削減と抑制の必要性から、電力、産業、輸送、建築の各分野において、ABBの電動化と自動化ソリューションへの需要が高まっています。ABBは世界中のさまざまなお客さまのオペレーションの最適化、電化、脱炭素化を推進しています。

「ABBは、米国のインフラを強化し、お客さまの競争力を高めると同時に二酸化炭素排出量を削減する、よりクリーンな新技術を導入しています」とABB米国のモーションビジネスエリアおよびグローバルプロダクトドライブディビジョン  プレジデントのTuomo Hoysniemiは述べています。「また、太陽光発電、地熱ヒートポンプ、最新のHVACシステム、高度なビル制御などの建築設計機能を備えたテクノロジーを活用して自社工場をよりクリーンに運営しています。これらのイノベーションは、ABBが2030年のサステナビリティ目標を達成するのに有効です」

新施設の拡張により、ABB最大の市場における今後の成長へのさらなる貢献が期待されます。また、高度に自動化された生産施設は、米国のお客さまにより良いサービスを提供するために、デジタルカスタマーエクスペリエンスセンターと最先端のイノベーションラボによって強化されます。ABBは、キャンパス内に倉庫型物流センターを設置することで、輸送コストとそれに伴う排出量を削減します。

この新しいキャンパスには、ABBの従業員700人以上が勤務することになり、今後3年間でさらに100人の新たな雇用が期待されています。

「現代の製造業で働く人材を育成するためには、企業、政府、教育機関が協力することが重要です」と ABB米国モーションビジネスのドライブサイトリーダー 兼 財務責任者の Kelly Klingは述べています。「STEM教育は、電気・機械エンジニア、請負業者、オートメーション技術者に対する高い需要に国が対応できるよう、より良い教育を提供します。これは、ABBにとっても、お客さまにとっても、そしてより強い米国を築くためにも重要です」

ABBは、エレクトリフィケーションとオートメーションのテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指しています。ABBのソリューションは、エンジニアリングのノウハウとソフトウェアを結び付け、製造、移動、電力供給、それらの運用の方法を最適化します。140年以上にわたり築いてきた卓越性を土台に、ABBの約105,000人の従業員が、産業の変化を加速させるイノベーションの推進に尽力しています。 

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