- ロボティクス部門の売却に伴い、サミ・アティヤは事業分割の期間中ロボティクス部門の戦略アドバイザーに従事
ABBは本日、ロボティクス&ディスクリート・オートメーション事業部門のプレジデントであり、エグゼクティブコミッティのメンバーであるサミ・アティヤが、ABBがロボティクス部門をソフトバンクグループへ売却する計画に伴い、2026年末までにABBを退社することを発表しました。この計画の一環として、ABBは2025年第4四半期をもってロボティクス&ディスクリート・オートメーション事業部門を解消し、3つの事業部門体制へ移行します。サミは2025年末にABBのエグゼクティブコミッティを退任し、2026年には戦略アドバイザーとしてロボティクス事業、および事業分割プロセスを引き続きサポートします。
ABBのCEOであるモーテン・ウィーロッドは次のように述べています。「サミは約10年前にABBに入社して以来、産業用ロボットから最先端の協働ロボットや自律型移動ロボットに至るまで、幅広いロボティクス事業の構築において重要な役割を果たしてきました。また、顧客やその他のステークホルダーへの価値創造における重要な推進力として、AIを確立する上でABB全体において中心的な役割を担ってきました。当社の成功に対するサミの卓越した貢献に感謝するとともに、今後のプロフェッショナルおよび個人的な活動においての成功をお祈りします」

サミ・アティヤは次のように述べています。「ABBに貢献できたことを大変光栄に思います。入社以来、従業員の皆様ならびにお客様との緊密なパートナーシップに心より感謝申し上げます。ソフトバンクによる買収により、当社のロボティクス事業は優れた手腕のもとで運営され、多くの業界や地域で目にする自動化とAIの多様な機会を活かす成長基盤が構築されると確信しております」
ABBは、エレクトリフィケーションとオートメーションのグローバルテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指しています。エンジニアリングとデジタル化の専門知識を結び付けることで、産業のパフォーマンスを高め、効率性、生産性、持続可能性を向上させ、優れた成果を生み出せるよう支援します。私たちは、これを「Engineered to Outrun」と呼びます。140年以上の歴史を有し、世界中に110,000人以上の従業員を擁するABBは、スイス証券取引所 (ABBN) および ナスダック・ストックホルム (ABB) に上場しています。 www.abb.com