ABB、ドイツで最先端のソリューションを用い、CO₂ニュートラル、エネルギー自給自足の未来の工場を実現

ABB、ドイツで最先端のソリューションを用い、CO₂ニュートラル、エネルギー自給自足の未来の工場を実現

ニコ・ロスバーグ氏列席のもと、ABBは、リューデンシャイトのサイトで、デジタル化されたエネルギー管理により持続可能なエネルギー転換が可能であることを示しました。

「Mission to Zero」活動の一環として、2年間の設計・施工段階を経て、ABBは今日、ドイツで初めてのCO2ニュートラルな生産拠点を開設します。リューデンシャイトにある子会社Busch-Jaeger(ブッシュ・イェガー)の太陽光発電所のコミッショニングを自ら行っていることに、ABBの意図がよく表れています。設置されたABBの太陽光発電技術により、晴れた日には工場の電力要件の100%をカバーするのに十分な発電を行います。

ABBは、産業の持続可能性向上に貢献する製品・サービスを提供しています。ABBが世界中であげている収益の半分以上は、気候変動の原因に対抗する技術によって生み出されています。当社の目標は、2018年の57%から2020年までに60%へとこの貢献を増やすことです。

「太陽光発電システムは、発電、配電のあらゆる面をカバーする統合ソリューションの一部となっており、日が照っているときは、工場の電力需要の100%をカバーするのに十分な電力を生み出すことができます」と、ABBのエレクトリフィケーションビジネスのプレジデントであるタラック・メタは言います。「この最先端のサイトでは、すべてのコンポーネントがデジタルでネットワーク化され、制御可能なシステムを構築することの利点を実証しています。このインテリジェントなエコシステムは、エネルギー効率、持続可能性、および資源保全を向上させ、産業およびそれ以上に真のゼロエミッションの未来を可能にします」このサイトは、ABBグループ初のCO2ニュートラルなエネルギー自給自足工場です。

ニコ・ロスバーグ氏は、現在、フォーミュラ1から退き、フル電動のABB FIAフォーミュラE選手権に積極的に参加しており、また、間もなくベルリンで開催されるグリーンテックフェスティバルの共同設立者です。「私たちが世界を未来にふさわしいものにするためにできる最善のことは、先駆的なグリーン技術を活用することです。リューデンシャイトのABBソリューションは、資源をできるだけ効率的に使用することによって資源を節約したうえで、(フルスケールの)工業用サイトの典型的なエネルギー要件をどのように満たすことができるかを例示しています」と語りました。

3,500平方メートルの広さがあるこの会社構内の駐車場上の屋根に設置された太陽光発電システムは、年間約1,100MWhの気候変動に影響を与えない太陽光発電(約340世帯の年間電力消費量と同レベル)を供給します。石炭火力発電所の2倍のエネルギー効率で運転されるコージェネレーションプラントと組み合わせると、サイトで必要とされるよりも約14%多い電力を供給することができます。余剰電力は、公共送電網に統合され、持続可能な方法で生成されたエネルギーで地域の電力供給にも寄与します。需要のピークをカバーするために、100% CO2ニュートラルが保証されたMVV Energie AGから追加のグリーンエネルギーが供給されます。

MVVとABBは、「スマートシティ」の確立に向けて、産業界、中堅企業、市町村におけるエネルギー効率の持続可能な改善のための共通のソリューションに重点を置いて、4月に協力を拡大し、パートナーシップ協定に署名しました。両社の協力は、CO2排出の回避とエネルギーセクターにおける柔軟性の経済的マーケティングだけでなく、蓄電ソリューションや電気自動車の充電インフラなどの革新的な技術を通じた将来の都市の設計についても行っています。ほんの数週間前に、旅客輸送会社Hamburger Hochbahn AGは、現時点でドイツ最大となる電気バス用充電デポ向けに、44基の電気バス用充電システムをABBに発注しました。

リューデンシャイトのシステム全体の技術的な中核は、 ABB AbilityTM Energy Management Suiteのスケーラブルなエネルギー管理システムOPTIMAX®です。デジタルソリューションは、エネルギー生産、消費、および貯蔵の絶え間ない監視および最適な制御を提供し、大部分が自律的に動作します。この学習システムは、予測データに基づいて最適エネルギーフローを計算し、リアルタイムで偏差を補償します。

エネルギー管理システムおよびパワコンを備えた太陽光発電システムの他に、システム全体が、他のABB技術とデジタル的に相互接続されています。例えば、出力200kW、容量275kWhのバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)がエネルギー貯蔵に関与します。また、電気自動車を無償で充電できるABB充電ポイントを設置することで、地域のエコバランスをさらに向上させています。この再生可能エネルギーを管理するソリューションは、エネルギー分配のためのスマート化されたスイッチギアによって制御されます。

このフラッグシップサイトは年間約630トンのCO2排出を削減し、ABBがリューデンシャイトで気候変動および環境状況の改善を助けるために重要な貢献をします。

ABBについて
ABB (ABBN: SIX Swiss Ex) は、デジタル産業に包括的なオファリングを提供する先駆的技術のリーダーです。130年以上にわたり、技術革新の歴史を重ね、ABBは今日、全ての産業を網羅するABB Ability™デジタルプラットフォームを基盤として、エレクトリフィケーション、インダストリアル・オートメーション、モーションおよびロボティクス&ディスクリート・オートメーションのお客さま本位の4事業で、世界的にデジタル産業をリードしています。市場を牽引してきたABBのパワーグリッド事業は、2020年に日立製作所に事業譲渡します。ABBは世界100か国以上に約147,000人の従業員を擁しています。 www.abb.com

Busch-Jaegerについて
電気設備技術分野の市場のリーダーであるBusch-Jaegerは、130年以上の経験を有し、民間および商業部門におけるエネルギー最適化および利便性の高い負荷の中央制御のためのリーディングソリューションを提供します。同社はABBグループの一員であり、リューデンシャイトとオーエで約1,300人を雇用しています。業界トップクラスのソリューションを60か国以上に輸出しています。

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