ABBの急速充電器、エジプトに展開

ABBの直流(DC)急速充電器は、エジプトのeモビリティを強化し、持続可能な輸送の未来を創造します

ABBは、エジプト全土のサービスステーションや主要都市に設置されることとなる20台のマルチスタンダードDC高速充電器Terra 53を供給し、同国のeモビリティを推進する取り組みを支援していきます。エジプトにおけるeモビリティの導入は、同国が掲げるビジョン2030の持続可能な開発目標と2023年までに大気汚染を50%削減するという野心的な目標を達成する上で重要な役割を担います。

「ABBはエジプトにおけるeモビリティソリューション新時代を拓きます」と、ABBエジプト・北中央アフリカのマネージングディレクターであるNaji Jreijiriは述べました。

化石燃料で走行する自動車による炭素排出は、エジプト国内の大気汚染の主要な原因の1つです。EVの販売は世界全体で40%増を見込んでいますが、エジプトにおけるEVの保有率は依然として低いままです。EV普及を加速するためには、信頼性があり、容易に短時間で給電できる充電ソリューションを提供することが重要です。ABBの充電器は、アラブ・コンサルティング・オフィスおよびレボルタ・エジプトと共同で展開され、国内でより広範にわたるEVの使用を可能にするための不可欠なステップです。

エジプトの全国道路網、自動車販売会社、交通量の多い都市部のNPCO(National Petroleum Company)ガソリンスタンドに、15分程度でEVを完全充電できる充電スタンドが設置されます。エジプト国内は高温や、埃っぽくなることもありますが、ABBの充電器はこのような環境に対応できる耐久性があります。

ABBのEV充電事業のグローバルヘッドであるフランク・ミューロンは「ABBは、強力なマーケットリーダーシップと現地におけるクラス最高の能力を活用して、最先端のソリューションを継続的に市場に提供し、環境保全に積極的に貢献します。私たちは、これが、よりクリーンで健康に良い環境に向けたエジプトの野心的な計画に完全に合致すると確信しています」と述べました。

すべてのe充電器はABB Ability™接続サービスに対応しています。ABB Ability™接続サービスは、エジプト周辺に設置されたすべての充電器からデータを連続的に収集し、充電器の動作を遠隔監視し、予防制御します。

ABBは、eモビリティの基盤を構築しています。自宅またはオフィスに駐車しているか、旅行中の再充電目的で短時間停車しているかにかかわらず、EV充電のあらゆるシステムラインアップをすでに開発しています。ABBは急速充電ソリューションの世界的リーダーです。2010年にEV市場に参入して以来、ABBのDC急速充電器は、世界76か国に11,000台以上設置されています。

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