ABB、日本でカーボンニュートラルな設備を目指して開設

今年ドイツで完成したエネルギー自給自足、CO2ニュートラルな未来の工場を基に、ABB日本ベーレーは新しく導入したエネルギー管理システムと既存の1,000枚のソーラーパネルを利用した、新しいカーボンニュートラル設備として運用開始。最大257kWまで発電する設備は、ピーク時を除く工場の毎日の設備稼働の電力を供給することができます。

ABB日本ベーレー三島本社に設置された新しいシステムは、サステナビリティの目標を達成しつつ、エネルギー効率と性能の向上をお客様にご理解いただくとともに、お客さまの事業におけるエネルギー生産・消費・貯蔵の最適化の模擬テスト施設として開設されました。「ABB Ability OPTIMAX® Energy Management for sites」による構内のエネルギー管理システム(EMS)を活用することで、産業界のお客さまが、柔軟で最適なエネルギー運用を実感いただくことができます。

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ABB日本ベーレーの屋上に設置されている1000枚のソーラーパネルの発電量は最大257kW。効果的なエネルギー管理により持続可能なエネルギー転換をどのように成功に導くことができるのかをハイライトしている。

ABB日本ベーレーのエネルギー管理システムは、ソーラーパネル、EV充電器、および工場負荷を統合しています。それによって、太陽光の電力を工場内の急速EV充電器に割り当てるなど、仮想的動作を実行しています。これは、ディマンドリスポンス、ピークカット、ピークシフト、および電力供給と需要予測に関する情報を組み合わせ、リアルタイムのデータと分析結果を提示します。このデータにより、オペレータは翌日に必要とされる負荷スケジュールを計算し、それに応じて動作を調整することができます。その結果、エネルギー資源を再配分し、利用計画を更新し、翌日の最適運転計画を実施することができます。

「当社のエネルギー管理システムは、お客さまのニーズに合わせてエコシステムづくりが可能です。つまり、エネルギーと持続可能性の目標を達成するために、デジタルソリューションとサービスを統合してご提供するものです」と、ABB日本ベーレー代表取締役社長、野口達也は述べています。

「また、今回設置したシステムでは、効果的なエネルギー管理により、どのように持続可能なエネルギー転換を成功に導くことができるのかということをお客さまに実際に見ていただくことができます」

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ABBは世界中で6,000を超えるアセットと5GWを超えるVPP(仮想発電所)の最適運用をサポート。バイオガス、バイオマス、コジェネレーション、風力、太陽光、水力、火力発電プラントなど、発電やバッテリー技術のほとんどはVPPの一翼を担うことができます。

2020年までに日本の電力システムが本格的に自由化となる中、ABB日本ベーレーは、資源を最適化し、リスクを低減し、収益性を向上させる卓越したデジタル技術・オートメーション技術による事業を展開しており、発電事業者や電力事業者の国内市場での活動をサポートします。

ABB Ability OPTIMAX® Energy Management for sitesは、「Mission to Zero」達成のためにドイツのリューデンシャイトに完成したABBのBusch-Jaeger(ブッシュ・イェガー)の工場の中で重要な役割を果たしており、また、現在、世界中で6,000を超えるアセットと5GWを超えるVPP(仮想発電所)の最適運用を支えています。

ABB日本ベーレーは、2019年9月25日から27日に開催される「関西スマートグリッドEXPO 2019」にて、最新のエネルギーマネジメントシステムソリューションをご紹介します。是非ご来場ください。 (インテックス大阪 4号館 6-68)

太陽光発電はFITシステムの対象であるため、エネルギーはABB日本ベーレーによって直接管理されていません。

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