ABB株式会社、「ABBロボティクス アプリケーション・センター 中日本」を開設

2018年6月4日、日本、東京発 - 最新のロボットアプリケーションを備えた中日本 アプリケーション・センターは、自動車製造分野などを中心に、お客さまとのコラボレーションの下 “お客さま仕立て”のアプリケーションを提供します

ABB、世界各地にアプリケーション・センターを展開し、溶接、切断、パッケージング、金属加工など、様々な用途に特化した活動を行っています。

アプリケーション・センターを基盤として、ABBはお客さまやシステムインテグレータと密接に協働し、製造業の自動化において、各地域の状況に根差した課題解決を促進しています。

可能な限り、顧客の要望に応える形での大量生産、いわゆる マス・カスタマイゼーションが、今日の新常識(new normal)となっています。自動車、朝食のシリアル、最新のフィットネスの道具においてさえも、その傾向が見られます。

「この流れは、自動化をより複雑にし、製造においてお客さまが初めて直面する新たなチャレンジに対して、それぞれのお客さまの状況に合わせたソリューションに対する必要性が高まっています。」と、ABBのロボティクス事業のマネージングディレクターである、パーベガード・ニースは述べています。「日本の製造業への長期にわたるコミットメントをより強め、日本のお客さまに対して、ソリューションに特化した豊富な経験を提供できることを誇りに思います」

当社は、2014年6月に東京都多摩市にて開設したABBロボティクス アプリケーション・ワークショップにおいて、食品製造市場向け用途、協働型双腕ロボットYuMi®を中心として、エンドユーザー、パートナーとの協働的解決、プロジェクトベースのラーニングをテーマに継続的に取り組んでいます。

今回開設する中日本 アプリケーション・センターは、ロボットによる自動化ソリューション、アプリケーション、ターンキーシステムのみならず、自動車製造、自動車部品製造、金属加工などの産業向けのソフトウェアにも焦点をあてます。例えば自動車製造向けには、導入時の生産停止時間を最小化、新規ワークのティーチングなどもビジョンシステム調整のみで10分以内で済むなど、ユーザビリティを追求したパッケージシステム、国内でも各種研磨やバリ取り、組み立てなどで実績を有する力検知センサー一体型ロボットシステム、高速プレス間搬送ロボットシステム、多関節ロボットと専用ビジョンシステムが一体化した3次元品質検査システムなどのユニークなABBのソリューションなどが含まれます。

同センターでは、ABB Ability™ コネクテッド・サービスのデモや、YuMi、他の産業用多関節ロボットを常備しています。コラボレーション、デジタライゼーションに向けた当センターのソリューションは、品質と生産性を維持しながら、柔軟性を備える未来の工場、マス・カスタマイゼーションを支援していくものです。

独自のソリューションやアプリケーションの開発に加えて、当センターでは、ABBロボットおよびソフトウェアに関するトレーニングにおいてもお客さまをサポートし、工場の現場で、現行の生産工程を刷新する前に、新しいアプリケーションを協働的に実証する施設として機能します。

今日、ABBは、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカに、28のロボットアプリケーションセンターを運営しています。ABB(ABBN:SIX Swiss Ex)は、電力機器、一般産業、交通/社会基盤においてエレクトリフィケーション・プロダクト、ロボティクス&モーション、インダストリアル・オートメーションおよびパワーグリッドの各分野で、世界中のお客さまに製品・サービスを提供している先駆的技術のリーダーです。130年以上にわたり、技術革新の歴史を重ね、そして今日、ABB はふたつの明確な価値命題を掲げ、産業のデジタル化の未来を描いています。それは、あらゆる種類の発電所からの電気を消費家に届け、天然資源から完成品に至るあらゆる産業を自動化するということ。Formula Eのタイトルパートナーとして、ABBはeモビリティの限界を押し広げ、持続可能な未来に貢献します。ABB は世界100か国以上に約135,000人の従業員を擁しています。www.abb.com

お問い合わせ先:

ABB株式会社
広報・渉外
電話: 03-4523-6150
Email: jpabb.communications@jp.abb.com

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