ABB、分散型制御システム世界市場のリーダーとして20年間邁進

ARCアドバイザリグループの2018年市場分析報告書により、ABBは、分散型制御システム世界市場において20年連続でNo. 1の地位を堅持していることが認められています。

業界をリードする産業アナリストグル―プであるARCアドバイザリグループの報告書によると、2023年までに174億ドルに達すると予想される世界の成長市場において、ABBは、分散型制御システム(DCS)市場のシェアを20%に引き上げ、20年連続で市場をリードしていると報告されています。

この報告書によると、DCSの多くのエンドユーザの産業においてABBが強い存在感を示していることが、今回の快挙の主な要因となっています。DCS市場では、石油・ガス、化学品、石油精製分野が大きく伸びており、ABBもこれらの分野で強いプレゼンスを示しました。

ABBインダストリアル・オートメーションビジネスのプレジデント、ピーター・ターウィッシュは、「長年お付き合いいただいているお客さまの数十年にもおよぶご協力とご愛顧に感謝いたします」と述べ、「お客さまとのパートナーシップと協同により、ABBオートメーションビジネスのオファリングと専門領域を今日のものに作り上げることができました。また、歴史ある産業、新分野の産業どちらの新規のお客さまも、ABBのDCSソリューションに価値を見いだしていただいていることは、とても喜ばしいことです」と述べました。ABBは2008年以降、市場シェアを1.8%成長させました。

「20年間にもおよび、DCSグローバル市場において単独で首位を堅持していることは、私たちにとってこの上ない誇りであり、ABBの技術的リーダーシップと長年培ったお客さまとの強固な関係を証明するものです。DCSの機能を拡張し、電気やプロセスの自動化を組み合わせ、お客さまがクラウドおよびエッジベースのアプリケーションやサービスを伴うデジタル化時代への投資をサポートするために、我々は開発投資を続けていきます」と、ターウィッシュは述べています。

ARCアドバイザリグループの上級アナリスト、ハリー・フォーブス氏は、「デジタル化がダイナミックに進む産業において、急速な技術開発と市場変化との整合性を維持することは難しいものです」と述べ、「ABBがどのように事業買収を行い、設置基盤を維持し、DCSや他のオートメーション市場において一貫性をもってIoTに対処していくのか、アナリストとして大変興味深く見ています」と述べています。

プロセスおよびハイブリッド産業では、DCSはプラントレベルにおけるデジタル化の中核であり、エネルギーと第4次産業革命に大きく影響を与えています。このシステムにより、安全で、スマートで、持続可能な製品の製造や、発電、浄水を可能にし、世界中の人々の生活を向上させることができます。生産プロセスを自動的に制御することで、製造設備の可用性向上、資産活用の最大化、プロセス効率の向上、および最適な製品品質を保証します。DCSは、プロセス産業の生産性と収益性を高めるための主要な要因となっていきます。

統合プラットフォームとしてのABBのDCSは、電気制御システム、安全計装システム、および企業やプラントの資産に接続してリアルタイムの意思決定を促進するコラボレーションツールでもあります。ABBシステムは、エンジニアリング効率、オペレータのパフォーマンス、資産管理を改善し、エレクトリフィケーション、計測ソリューション、オートメーションおよび電気通信を統合します。

ABBのDCSはまた、ABB AbilityTM Collaborative Operationsの運用のための重要なプラットフォームです。プラントおよび企業の様々なデータがDCSや他のデータソースから収集され、自動的に分析されることにより、予測保全や運用最適化のアクションプランが導き出され、お客さまやABBのスペシャリストが運用改善・向上を行うことが可能となります。最新のデジタルテクノロジーを駆使し、プロジェクトエンジニアリングを効率化させるための近年のABBの DCS開発は、クラス最高のシングルチャンネルのSelect I/Oです。デジタルマーシャリング機能を備えたSelect I/Oは、エンジニアリング後期における仕様変更に対して最大の柔軟性と対応力を備えており、DCSユーザが大規模プロジェクトを実施する際に、コスト、スケジュール、および設置面積を低減することができます。

ABBは、Open Process AutomationTM フォーラム、NAMUR、およびOPC協議会などの業界団体やユーザ団体に積極的に関わり、お客さまの選択性を高めるオープン標準と相互運用性を開発、促進し、お客さま中心の技術開発を行い業界において共同リーダーシップをとっています。

今後も、開発途上国が引き続き市場開発の重要な焦点となります。世界の石油・ガスなどの川上産業の復興、アジアにおける化学・石油化学産業の拡大、世界の液化天然ガス(LNG)市場の発展など、DCS市場の成長予測を推進するいくつかの産業動向が見られます。

また、この報告書は、サービス事業がDCS市場で最も急速に成長しているセグメントである可能性を示唆しています。最大規模の設置拠点を支えるDCS関連サービスは、既に我々にとって優先課題です。myControlSystem Webポータル、Automation Sentinel Lifecycle Management、制御システム向けPerformance Optimizationなど、ABB AbilityTMによるリモート対応のソフトウェア支援サービスは、DCSのセキュリティ、パフォーマンスの向上、ライフサイクルの進化に貢献する重要な役割を果たします。

尚、日本国内において、ABBのDCSはABB日本ベーレーが提供しています。

ARCアドバイザリグループは、1986年に設立されたオペレーショナル技術(OT)、エンジニアリング技術(ET)、および関連するビジネス動向の双方を網羅している、産業、社会インフラ、および都市の主要な技術研究・諮問機関です。ARCのアナリストやコンサルタントは、今日の組織が直面している複雑なビジネス上の問題に対する最善策をお客さまに提案できる業界の知識と実務経験を有しています。ARCは、技術サプライヤーの戦略的市場調査、エンドユーザの適切な導入戦略の策定、クライアントのニーズに応じた最適なテクノロジー・ソリューションの選択をサポートします。

ABBインダストリアル・オートメーションビジネスは、プロセスおよびハイブリッド産業向けに、業界固有の統合オートメーション、エレクトリフィケーションおよびデジタルソリューション、制御技術、ソフトウェアおよび高度なサービス、計測機器および分析計、船舶および過給機などを含む幅広いソリューションを提供しています。インダストリアル・オートメーションビジネスは世界市場第二位です。世界クラスのオートメーション製品、システム、ソリューションを提供している深い専門領域、培った経験、専門技術、さまざまなアプリケーションやセクターのデジタルおよびコラボレーションソリューションを補う幅広い領域をもとに、お客さまの競争力維持、投資利益率の改善、安全で生産的な運営をサポートしています。

ABB (ABBN: SIX Swiss Ex) は、産業のデジタル変革を推進する技術的リーダーです。130 年以上にわたり、技術革新の歴史を重ね、ABB は今日、全ての産業を網羅するABB Ability™デジタルプラットフォームを基盤とした、エレクトリフィケーション、インダストリアル・オートメーション、モーションおよびロボティクス&ディスクリート・オートメーションのお客さま本位で世界をリードする4つの事業を展開しています。ABB のパワーグリッド事業は、2020 年に日立製作所に事業譲渡します。ABB は世界100か国以上に約147,000 人の従業員を擁しています。 www.abb.com

ABB 日本ベーレー株式会社(本社:静岡県伊豆の国市)は、プラントオートメーション技術のリーダー。1971年の創業から約半世紀、米国 Bailey Meter 社の制御技術と運転ノウハウを起源とし、ABB グループの一員である現在まで、火力発電所や LNG 受入基地など常に最新の制御システムを納入。火力発電所ボイラ制御システム国内シェアの約 50%を占め、関連市場の黎明期から日本のエネルギー産業の成長と発展に貢献してまいりました。日本のエネルギー産業への深い造詣、先駆者として産業界をリードしてきた技術。ABB 日本ベーレーには高温高圧調整弁などのハードウェア、制御システムにおいては製品世代間の互換性、その他安全計装やIEC 61850 対応装置、タービン制御装置など、幅広い商品群をもち、お客さまにとって理想的なシステムを実現できます。

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