モータ向けABB Ability™スマートセンサは2016年に発売され、それ以来多くの産業で大きな関心を集めています。ABBは、2018年、ポンプ用のABB Ability™スマートセンサを発売し、その後ベアリングとギア向けバージョンを発売しました。今年のハノーバーメッセ 2020では、ABBは、モータやポンプなどの回転機器向けの危険が伴う場所における使用に適したスマートセンサである次のバージョンを発表する予定です。これは、化学および石油・ガス産業向けの費用対効果の高い状態監視ソリューションです。
ABB Ability™ スマートセンサは、機器の主要なパラメータを測定し、機器の状態および性能に関する有意な情報を提供します。この情報により、ユーザは非効率性を特定し、リスクを軽減できます。メンテナンスは一般的なスケジュールに基づくのではなく、実際のニーズに応じて計画できるため、ダウンタイムが低減され、機器の寿命が延びます。石油掘削プラットフォームのようなアクセスが困難なもしくは危険が伴う場所に設置された機器も、安全に遠隔監視できます。これにより、メンテナンスコストが削減され、故障による計画外のダウンタイムが削減または阻止されます。
新しいスマートセンサは、より高感度で、問題をより早期に特定できます。また、より多くの監視機能、より広い通信範囲、および並外れたバッテリ寿命を提供します。最初のバージョンと同様、ABB Ability™ スマートセンサは、数分で機器に直接取り付けることができます。
新しいスマートセンサの特長:
- 高度な通信機能
- 大幅に延長された電池寿命
- 信頼性の高い通信範囲を数百メートル(見通し線)に拡張する新しいアンテナ設計