「COVID-19危機に際し、政府や企業は人々の安全と経済性のバランスを取りながら、難しい選択を迫られています。ABBは、人々の生活を守ると同時に、このような困難な時期にも事業を継続できるように支援することをお約束します。」と、ABBインダストリアル・オートメーションビジネスのプレジデント、ピーター・ターウィッシュは述べています。「遠隔サービスとデジタルソリューションは、人々の安全、生産活動の継続、重要なサプライチェーンと経済性維持に大きく貢献することができます。」
現場作業を制限するように指導されている中、公益事業、エネルギー、プロセス、ハイブリッド、海事などの各産業においては、食品加工、発電、上下水道管理、データセンタ、物資輸送などを維持するために、継続的に設備を稼働させる必要があります。
ABBはお客さまと協力して、制御室のライブストリーム、運転の状況、プロセスデータ、およびプラントのKPIなどを配信できるようにすることにより、現在、現場にいることができない運転員や保守エンジニアがこれらのデータにアクセス可能となっています。
確実な設備運用のために、お客さまはABBの遠隔サービスに接続することで、さまざまなソリューションを利用することができます。具体的には、重要な設備の遠隔状態監視、拡張現実(AR)を利用した保守サポート、トレーニングやスペアパーツの在庫管理のためのオンラインツール、さらに資産、運転状態、サイバーセキュリティに対するリスクを軽減する自己診断など、となります。
これらのサービスの多くは、デジタル対応のソリューションとサービス一式を提供するABB Ability Collaborative Operationsにより、世界中にあるCollaborative Operations Centerのネットワークを通じてお客さまに提供されています。また、ABBのエキスパートとデータサイエンティストは24時間365日アクセス可能で、デジタル技術を駆使し、お客さまの設備、運転状態、リスクを監視サポートし、共同でデータから問題点を導き、その対応策を提案し、お客さまが生産活動を継続できるように、重要な遠隔サポートを提供しています。
ターウィッシュは続けて述べています。「私たちは、お客さまが安全にビジネスを遂行し、明かりをともし、人々を繋ぎ続けることができるように、また、みなさんとともにこの嵐を乗り切ることができるようにサポートしていくことをお約束します。」
ビジネスの継続性、生産性の向上をご検討の際は、ABBがサポートいたします。詳細はこちらのWebページhttps://new.abb.com/process-automation/collaborative-operations をご覧いただくか、automation.service@us.abb.com までご連絡ください。
ABBインダストリアル・オートメーションビジネスは、プロセスおよびハイブリッド産業向けに、業界固有の統合オートメーション、エレクトリフィケーションおよびデジタルソリューション、制御技術、ソフトウェアおよび高度なサービス、計測機器および分析計、船舶および過給機などを含む幅広いソリューションを提供しています。インダストリアル・オートメーションビジネスは世界市場第二位です。世界クラスのオートメーション製品、システム、ソリューションを提供している深い専門領域、培った経験、専門技術、さまざまなアプリケーションやセクターのデジタルおよびコラボレーションソリューションを補う幅広い領域をもとに、お客さまの競争力維持、投資利益率の改善、安全で生産的な運営をサポートしています。
ABB (ABBN: SIX Swiss Ex) は、産業のデジタル変革を推進する技術的リーダーです。130 年以上にわたり、技術革新の歴史を重ね、ABB は今日、全ての産業を網羅するABB Ability™デジタルプラットフォームを基盤とした、エレクトリフィケーション、インダストリアル・オートメーション、モーションおよびロボティクス&ディスクリート・オートメーションのお客さま本位で世界をリードする4つの事業を展開しています。ABB のパワーグリッド事業は、2020 年に日立製作所に事業譲渡します。ABB は世界100か国以上に約144,000 人の従業員を擁しています。 www.abb.com