ABB、回転機器用の産業規模のワイヤレス状態監視ソリューションを公開


ABB Ability™スマートセンサ技術とHPEのAruba Wi-FiおよびBluetooth対応のアクセスポイントを組み合わせることで、スケーラブルな接続が可能になり、産業界のお客さまに機器の健全性と性能に関する洞察を提供します。

ABBは、6月23日から始まるHPE Discover Virtual Experienceイベントに参加し、大規模な産業用アプリケーション向けのスケーラブルで高性能なワイヤレス状態監視ソリューションを発表します。

  自動車製造施設、加工工場、空港の手荷物処理システムなどの大規模な施設をお持ちのお客さまは、ABB Ability™スマートセンサ技術とAruba Wi-Fiインフラストラクチャを活用して、回転機器から資産の健全性と性能に関する貴重なデータを取得できます。 そして、ウェブポータル、クラウドインターフェース、タブレットや携帯電話のアプリケーションを介してこの情報にアクセスし、さらなる分析を行うことで、業務に役立つ洞察を得ることができるようになります。

ワイヤレスセンサを使用すると、センサの設置、配線、接続に関連するコストと複雑さがなくなります。今や、お客さまが事業全体に状態監視を配備することが容易になり、潜在的には、数百または数千もの個々のモータ、ポンプ、ベアリング、およびギア装置をカバーできることになります。さらに、ABBの危険区域用スマートセンサを用いて、技術の適用範囲を石油・ガス・化学処理プラントにまで拡大します。

ABBのビジネスラインモーションサービス、スマートソリューションズ担当Bernd Heisterkamp氏は、「Aruba Wi-Fiインフラストラクチャを備えたスマートセンサ技術は、大規模な状態監視のための革新的なソリューションです。スマートセンサは、簡単に設置およびコミッショニングができます。センサを作動させて、Bluetoothでネットワークに接続するだけで監視を開始する準備ができます」と述べました。

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Arubaのインフラストラクチャ上で動作するAbility™スマートセンサのパイロット設備の1つは、スイス最大の再生可能エネルギー生産者であり、エネルギー取引における国際的なリーダーであるAxpoで試運転されています。商用設備に関しては、現在、多くのお客さまと協議中です。

 「このABBとArubaの共同ソリューションについて最初に聞いたとき、私たちは、デジタル発電所の360度アプローチに最適だと考えました」とAxpoのデジタル変圧ハイドロの責任者であるEmil Bieri氏は言います。「ABBの新製品は、導入が容易で、大規模な水力発電所に必要な洞察とスケーラビリティを提供します」

HPEとABBは、2017年11月からグローバルかつ戦略的なパートナーとなっています。この関係は、ABBが提供する最高のデジタルサービスと、業界をリードするHPEのネットワーキング、セキュアなエッジコンピューティング、ハイブリッド情報技術(IT)ソリューション、および新しいeverything-as-a-serviceモデルを組み合わせたものです。.

6月23日および24日、1030-1330(PST)/1930-2230(CEST)で、ソリューションの仮想デモンストレーションをご覧ください。https://content.attend.hpe.com/go/agendabuilder.sessions/?l=1043&locale=en_

 ABB スマートセンサソリューションの概要については、https://www.abb.com/smartsensorをご覧ください。

ABB (ABBN: SIX Swiss Ex)は、より生産的で持続可能な未来の実現に向けて社会と産業の変革に活力を与える、世界をリードするエンジニアリング企業です。ソフトウェアをエレクトリフィケーション、ロボット、オートメーション、モーションのポートフォリオに結びつけることで、ABBはテクノロジーの限界を押し広げ、パフォーマンスを新たなレベルに引き上げます。130年以上にわたる卓越した歴史を持つABBの成功は、100カ国以上、144,000人の才気あふれる従業員によって支えられています。 www.abb.com

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