ABBの新しいBaldor-Reliance® EC Titanium™ インバータ一体型モータは、ポンプ、ファン、コンプレッサーシステムに最適

世界的に、電力需要は他のどの最終エネルギーよりも速いペースで増加しています。したがって加えて、何かこれまでとは違う対策を取らない限り、CO2排出量も増え続けます。

この世界的な電力需要の増加は2040年までに2倍になると予想されています。そのうち、電動モータが世界需要の約3分の1を占めています。これは中国における電力の市場規模と同等であると予想されています。

出典:IEA WEO 2017
出典:IEA WEO 2017
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米国では、例えば、電力を主に消費する用途は、ポンプ、ファン、コンプレッサシステムです。これら特定の用途では、たいていがフルスピードではなく、部分負荷で運転されている為、システム効率を改善することにますます重点が置かれています。機器メーカーは、ピークオペレーションでの運転だけでなく、幅広い速度領域や負荷条件でもIE5の効率を求めています。機器の運転領域に沿った複数の運転ポイントで、高い効率を実現する設計が機器全体に必要になってきます。

出典:US DOE Energy Footprints 2015
出典:US DOE Energy Footprints 2015
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モータの規格は数十年も前から存在しますが、ファンやポンプ、コンプレッサパッケージの機器全体の設計に対する規制が強化され続けているため、より高いモータ効率の需要が高まっています。機器メーカは、持続可能な材料を使用し、電源入力から機械のアウトプットまで全体で高いシステム効率を実現できる、新しいモータ技術に目を向けています。

そこで、Baldor-Reliance® EC Titanium  インバータ一体型モータを紹介します。我々のソリューションは、ロータに永久磁石技術を組み込み、定格でのIE5+若しくはNEMA Ultra-Premiumの高効率を実現するだけでなく、幅広い速度負荷領域で高い効率を維持します。この技術を取り入れた機器は、運転領域を問わず、最適なパフォーマンスを達成することができます。

この高効率のインバータ一体型モータは、従来のEC(電子制御)モータより進んだデザインで、IE3やNEMA Premiumのモータより最大16%もの高い効率を可能にしています。EC Titanium インバータ一体型モータは、独自のドライブ制御により、従来のECモータより幅広い速度負荷領域でより高い効率を実現する進んだ制御アルゴリズムを可能にしています。ドライブによりモータを制御することで、最大40%のエネルギー節約が達成されます。

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EC Titaniumの詳細と、どのようにポンプ、ファン、コンプレッサーシステムの効率に役立つかは、こちらのビデオをご覧ください。

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