ABBは本日、アクセンチュアがデジタルソリューションのグローバル開発パートナーの1社になったことを発表しました。今回の協業は、産業の変革のためのデジタル化されたプロセスにおけるABBの専門知識と、アクセンチュアのIT/OT(Information and Operational Technologies)アーキテクチャとソフトウェア開発能力をベースにしています。アクセンチュアは、ソフトウェア開発とアプリケーション管理の分野で長年にわたりABBの信頼を得てきました。
世界中に約45,000人のマイクロソフトスキルを持ったソフトウェア開発者を擁し、過去20年以上にわたり12,000社以上のクライアントにマイクロソフトのテクノロジーをベースにした35,000件のプロジェクトを提供してきたアクセンチュアは、ABB Ability™ソリューションの強力な開発パートナーとなるでしょう。アクセンチュアはモノのインターネット(IoT)技術に力を入れており、ABBはデジタルソリューションに対するお客さまのニーズを深く理解しているため、両社は専門家レベルでの協業を可能にしています。
「アクセンチュアは過去数年間、信頼できるソフトウェア開発パートナーであり、弊社がお客さまに販売する価値あるデジタルソリューションの開発を支援してくれました」と、ABBモーションビジネスエリアのデジタルリーダー、Bernd Heisterkampは述べています。「私たちは、予知保全や現場の自動化ソリューションを通じて機械の停止を防ぐ高度な状態監視サービスに注力し、工場の効率をさらに高めていきます」
「アクセンチュアとマイクロソフト、特にAzureテクノロジーとの深い結びつきは、弊社とお客さまのデジタルトランスフォーメーションの旅をさらに加速させるのに役立ちます」と、ABBエレクトリフィケーションビジネスエリア担当デジタルエコシステムマネージャーのエリカ・ベラスケスは述べています。「さらに、アクセンチュアの商業および産業界の顧客のデジタルトランスフォーメーションにおける幅広い専門知識と、エネルギー、資産、建物管理のためのABBの主要なエレクトリフィケーションソリューションを組み合わせることで、両社がABBのお客さまにより包括的なソリューションを提供するための新たな可能性が開けます」
アクセンチュアのマネージングディレクターでABBアカウントリードのRené Wiedemannは、次のように述べています。「アクセンチュアは、世界中にあるAccenture Technology Labの協力を得て、ABBとそのAbility™カスタマーエクスペリエンスセンターを支援し、新たな競争優位性を生み出し、ABBのお客さまに戦略的なインパクトをもたらすソリューションを設計、試作、提供していきます。産業界の多くの企業が生産や業務プロセスの改善を求める中、多くの企業がABBにデジタル対応の製品やサービスを求めており、それをサポートしています」
ABB(ABBN: SIX Swiss Ex)は、より生産的で持続可能な未来の実現に向けて社会と産業の変革に活力を与える、世界をリードするテクノロジー企業です。ソフトウェアをエレクトリフィケーション、ロボット、オートメーション、モーションのポートフォリオに結びつけることで、ABBはテクノロジーの限界を押し広げ、パフォーマンスを新たなレベルに引き上げます。130年以上にわたる卓越した歴史を持つABBの成功は、100カ国以上、110,000人の才気あふれる従業員によって支えられています。 www.abb.com
アクセンチュアは、ストラテジー & コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズの領域で、すべてにデジタルの力を組み込んだ幅広いサービスを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇る先端技術とインテリジェント・オペレーションセンターのネットワークに裏打ちされた40を超す業界に向けて、豊富な経験と専門スキルを生かしたサービスを提供しています。アクセンチュアでは、世界120カ国以上のお客様に対して、51万3,000人の社員による継続的なイノベーションによって、お客様のパフォーマンス向上と、永続的な価値創出を支援しています。アクセンチュアの詳細はwww.accenture.comをご覧ください。