ABBは、米国ケンタッキー州ブランデンブルクのニューコア社鋼板工場に設置される、世界トップレベルの幅広厚板スラブ用連続鋳造機向けに、鋳型内溶鋼流動制御装置(FCモールド)およびブレーキソリューションを納入します。
この連続鋳造機は、スラブの最大厚さ305mm、幅3,150mmに対応し、これまでFCモールドが搭載された連続鋳造機の中では最大の幅となります。連続鋳造機はSMSグループが担当し2022年までに稼働を開始します。
スラブ連鋳機において、凝固初期であるメニスカス付近の状態は、最終製品の品質を決める極めて重量な要素であり、生産性と操業全体のコストに大きな影響を与えます。モールドに設置されるFCモールドは、磁界を使用してメニスカスの溶鋼流速と、その変動を制御すると同時に、気泡や不純物が凝固シェルに付着することを防ぎます。
世界中に40件以上納入した結果から、FCモールドはすべての鋳造速度において生産性と品質を高め、運用コストの削減を証明しています。FCモールドの効果により、欠陥、不良品および製品のグレード低下が大幅に削減されます。さらに、FCモールドは鋳造速度の高速化を可能にします。

ABBメタラジープラダクトのバイスプレジデント、アンダース・レーマンは、「SMSグループとは互いに生産的で良好な関係を築いてきました。このFCモールドはニューコア・ブランデンブルク工場からの初めての注文であり、アメリカへ最初のFCモールド納入となります」と述べています。「本連鋳機は、非常に幅広なスラブを鋳造するため、一般的なものよりも操業が難しいものとなりますが、FCモールドは操業の最適化に大きく貢献すると自負しています。新規に開拓したエリアにて、ABBの最新の電磁攪拌およびブレーキ技術が大いに活躍することを楽しみにしています」
その他、連続鋳造用の冶金製品について興味がある方は、以下のサイトをご覧ください。
SMS グループは、鉄鋼及び非鉄金属用途設備、機械設計を行う世界的企業グループです。SMS グループの持株会社であるSMS GmbHのオーナーは、Familie Weiss Foundationです。
Nucor(ニューコア) とその関連会社は、米国、カナダ、メキシコに事業所を持つ鉄鋼および鉄鋼製品のメーカーです。取扱製品は、棒鋼やシート、プレートを含む炭素鋼および合金鋼(中空構造セクションチューブ、電線用導管、鋼杭、鋼継手と梁、鋼鋼板、コンクリート補強用鉄筋、冷間仕上げ鋼、精密鋳造、鉄鋼製ネジ、金属建築物システム、鋼製グレーチング、鋼線、金網)です。 ニューコアは、子会社のデイビットJジョセフ社を通じて鉄や非鉄金属、銑鉄、HBI/DRIなどの仲介、合金鉄の供給、鉄や非鉄金属スクラップ処理も行っています。ニューコアは北米最大のリサイクル業者でもあります。
ABBは、信頼のあるパートナー、金属業界のリーディングサプライヤであり、鉄鋼、アルミニウム、およびその他の金属生産プロセスにおける生産性、品質、安全性、およびコスト効率を向上させる製品、サービス、およびエンドツーエンドのソリューションを提供しています。ABBの製品は、100年以上の実績をもって、素材ヤードから一次製造、鋳造、圧延、加工ラインまで、産業全体にサービスを提供しており、専門的にカスタマイズされ、プロセスに特化されています。ABBは、金属産業のバリューチェーン全体にわたり、高性能製品とデジタルソリューションにより、オペレーションを最適化することをお約束します。www.new.abb.com/metals
ABB (ABBN: SIX Swiss Ex) は、より生産的で持続可能な未来の実現に向けて社会と産業の変革に活力を与える、世界をリードするテクノロジー企業です。ソフトウェアをエレクトリフィケーション、ロボット、オートメーション、モーションのポートフォリオに結びつけることで、ABBはテクノロジーの限界を押し広げ、パフォーマンスを新たなレベルに引き上げます。130年以上にわたる卓越した歴史を持つABBの成功は、100カ国以上、110,000人の才気あふれる従業員によって支えられています。 www.abb.com