ABB、中央アジアにおけるクリーンエネルギー送電に関する大規模受注を獲得

3億3000万ドル相当のコブラ社とのコンソーシアム・プロジェクトの一環として、ABBはHVDC変換所を供給し、パキスタンの消費家に電力を届けます

ABBは、タジキスタンとパキスタンに直流送電(HVDC)変換所を供給します。これは、スペインのEPC事業者、コブラ社とのコンソーシアム・プロジェクトとして実施され、コブラ社がこのHVDC変換所の建設および設置を担当します。当プロジェクトは、3億3,000万ドル相当の大規模なもので、世界銀行が支援しています。

ABBのHVDC変換所は、キルギス共和国とタジキスタンの水力発電所から800km離れた電力消費量が多いパキスタンへ効率的に再生可能エネルギーを送電する CASA-1000 プロジェクトの一環として設置されます。CASA-1000リンクは、500キロボルト(kV)で1,300メガワット(MW)の電力を送電することができます。

CASA-1000プロジェクトは、電力需要の増加に対処するパキスタン政府の取組みを支援するだけでなく、キルギス共和国とタジキスタンが水力発電資源をより有効に活用することを可能にします。CASA-1000は、商業的取り決めや制度設計、ならびに必要な送電インフラを整備することにより、中央・南アジアの国家間の電力取引を促進します。このプロジェクトの参加国は、アフガニスタン、キルギス共和国、パキスタン、タジキスタンの4ヶ国です。

「ABBの高度なHVDCソリューションによって、多くのクリーンな電力を必要としている消費家に提供し、地域を相互連系することによって資源の共有を可能にします」とABBのパワーグリッド事業のプレジデント、クラウディオ・ファキーンは述べました。「このプロジェクトは、再生可能エネルギーを統合するという当社のコミットメントのもう1つの事例であり、より強く、より賢く、そしてより環境に優しい電力系統を実現するために選ばれるパートナーとしてのABBの地位を強化します」

ABBは60年以上前にHVDC技術を先駆けて開発しました。これまでに120件以上のHVDCプロジェクトを受注し、総設備容量は13万メガワットを超え、世界中の設置基盤の約半分を占めています。

ABB(ABBN:SIX Swiss Ex)は、電力機器、一般産業、交通/社会基盤においてエレクトリフィケーション・プロダクト、ロボティクス&モーション、インダストリアル・オートメーションおよびパワーグリッドの各分野で、世界中のお客さまに製品・サービスを提供している先駆的技術のリーダーです。130年以上にわたり、技術革新の歴史を重ね、そして今日、ABB はふたつの明確な価値命題を掲げ、産業のデジタル化の未来を描いています。それは、あらゆる種類の発電所からの電気を消費家に届け、天然資源から完成品に至るあらゆる産業を自動化するということ。Formula Eのタイトルパートナーとして、ABBはeモビリティの限界を押し広げ、持続可能な未来に貢献します。ABB は世界100か国以上に約147,000人の従業員を擁しています。 www.abb.com

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