新しいABBロボットがICAの完全自動倉庫を未来へと導く

新しいABBロボットがICAの完全自動倉庫を未来へと導く

スウェーデン、ヴェステロースにあるICAの中央倉庫では、旧型ロボットをABBの最新テクノロジーに入れ換えることで、スムーズな移行とトラブルのない運用を実現しています。

チャレンジ
食品小売業者ICAは、生産ライン停止による混乱を招くことなく、旧型ロボットをABBの最新モデルに交換したいと考えていました。

ソリューション
ABBのロボットは生産ラインが稼働している間に作業を行い、1カ月間に2台ずつ設置されました。

アプリケーション
小売店への流通準備が整った真空パック挽き肉の完全自動仕分け。

ICAグループは、食品小売業界で北欧最大のプレーヤーの1社です。ヴェステロースの大型中央倉庫は1,000人の従業員により24時間年中無休で稼働しています。

ヴェステロースのICAの冷凍倉庫内では、8台のABBロボットIRB 6700がトラックで全国のICAストアに輸送される真空包装された肉をシームレスに仕分けています。「ロボットにより操業する目的は、部分的には完全自動仕分け設備を達成することであり、また、部分的には反復作業および重労働を行わずにより良好な作業環境を提供することです」とICA Sverige/Sweden ABのテクニカルマネージャーであるMika Lilleberg氏は述べています。

自動化された工程では、コンベヤーベルトから挽き肉の箱を次々と持ち上げ、対象の流通店舗に応じて仕分けします。新しいABBロボットは、現在も将来においても高い可用性を保証します。「新しいロボットに交換することで、生産プロセスの継続的なセキュリティを確保し、必要な時にスペアパーツを入手できるようになります」と、ICA Sverige/Sweden ABのプロジェクトマネージャーであるJohan Landenberg氏は述べています。

トラブルのない設置

2年前、ICAは2004年にABBが冷凍倉庫に設置したロボットの制御システムの規定時間到達が迫っていたことがわかりました。ロボット自体も15年以上使用していたため、ABBの最新モデルに交換することを決定しました。

「2004年に設置した初代のABBロボットは、その耐用期間にわたって問題のない運用を提供しました。各ロボットは年に1回整備され、その性能は優れていました。しかし、最も信頼性の高い製品でさえ、好む好まないにかかわらず最終的には耐用年数を迎えます。そこで、工場での高可用性を維持するためにロボットを交換することにしました。最新世代のABB製品を入手しているという事実は、私たちにさらなる安心感を与えてくれます」とMika Lilleberg氏は述べています。

新しいロボットが、その耐用期間を通じて最高性能で運用されることを保証するために、ICAはABBとサービス契約を締結しています。このようにして、同社は生産プロセスの中断を引き起こす可能性のある計画外のダウンタイムのリスクを最小限に抑えることができます。メンテナンスは施設および生産スケジュールに沿って計画および実行され、生産損失のリスクを最小限に抑え、ワランティを保護します。

2019年夏にロボットの交換が開始されました。最初のロボットが6カ月間の試験に成功した後、他のロボットがABBによって毎週2台ずつ設置されました。他のロボットが稼動を続けながら、生産中に実施できるように交換が計画されました。

「ロボットの完全な入れ替えは2020年春に完了しました。スムーズに実施され、交換は施設に全く影響を与えませんでした。今後の運用中断が少なくなると予想され、必要に応じて生産量を増加させる可能性もあるでしょう」とMika Lilleberg氏は述べています。

連続生産

ICAのスウェーデン全土の顧客にとって、ロボット交換とは、店頭での挽き肉が確保されることを意味します。ABBの新しいIRB 6700ロボットは、ICAの倉庫でフル稼働しています。ICAの倉庫では、良好な作業環境と高い生産性により、ビジネスが将来にわたって保証されています。

「今日、私たちは、非常にうまく機能する施設を手に入れました。一般的に自動化のさらなる開発を考えると、作業環境を改善するためにすべきことは常にあります。私たちが行ったロボット交換の利点は、私たちが生産に自信を持てること、つまり絶えず稼働しているということです」とJohan Landenberg氏は述べています。

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