ABBの高く評価されている超急速DCおよび急速DC電気自動車(EV)用充電器は、ABBおよびGRIDSERVE両社が電気自動車の採用入を促進するために、特に充電をより簡単に、よりアクセスしやすくすることを目指し、英国全体で展開される新しいGRIDSERVE Electric Highway充電ネットワークをサポートします。これは、2019年から2020年にかけて英国での登録台数が3倍に増加した成長中のEV市場の勢いを増すための鍵となります。*
GRIDSERVEによるElectric Highwayは、英国の高速道路ネットワークの85%に加え、全国の町や都市を網羅する予定です。この数百万ポンドの投資は新しい充電拠点50カ所に設置されるABBの超急速DC 350 kW充電器によってサポートされ、 各サイトには6~12基の充電ユニットが設置されます。さらに300基の 60 kW急速充電器が供給され、GRIDSERVEがEcotricityから取得した既存サイト150カ所をアップグレードし、信頼性を向上させます。
GRIDSERVEは実績のある信頼性と柔軟性の高い技術を評価してABBを選択しました。これには、英国のほとんどのEVドライバーにとって新しい機能である車両の固有のIDを認識し、自動的に充電と支払いを開始するGRIDSERVEのオートチャージをサポートする機能が含まれます。第2に、2021年末までに稼働させる予定の10カ所以上の新しい充電拠点の迅速な導入をサポートするABBの能力でした。
GRIDSERVEのCEOであるToddington Harper氏は次のように述べています。「GRIDSERVEの目的は持続可能なエネルギーを提供し、気候変動に歯止めをかけることです。ABBのEV充電器を採用したのは、GRIDSERVE Electric Highwayネットワークの野心的な計画を実現し、EVドライバーに最良の充電体験を提供するための技術と機能を備えているからです」
ABBのe-モビリティディビジョンのプレジデントであるフランク・ミューロンは次のように述べています。「GRIDSERVEがElectric HighwayにABBを選んだことは、e-モビリティにおける当社のリーダーシップ、当社との強固な関係、そして英国におけるEV充電に革命を起こすという共通の願いが認められたことに他なりません」
この最新プロジェクトは、エセックス州ブレインツリーにあるGRIDSERVEの初のElectric Forecourt®にEV充電器を納入したABBの経験に基づくものです。このForecourtは、GRIDSERVEの充電器を利用するすべての車両に、低コストかつネット・ゼロカーボンのエネルギーを供給するために構築された、同社の「Sun-to-Wheel」インフラの一部です。充電器の上に設置されたソーラーキャノピーと、ハイブリッドソーラーファームのネットワークで発電した電力を使用しています。専用充電器にアクセスできない何千人ものドライバーに、EVを所有することを実用的かつ現実的なものにすることを目的としています。
2010年にe-モビリティ市場に参入して以来、ABBは85以上の市場で40万台以上のEV用充電器を販売しており、その中には2万台以上の急速充電器も含まれています。
ABBの電気自動車用充電技術についてはhttps://new.abb.com/jp/ev-chargingをご覧ください。
*Society of Motor Manufacturers and Traders(英国の自動車製造販売協会)
ABB (ABBN: SIX Swiss Ex)は、より生産的で持続可能な未来の実現に向けて社会と産業の変革に活力を与える、世界をリードするテクノロジー企業です。ソフトウェアをエレクトリフィケーション、ロボット、オートメーション、モーションのポートフォリオに結びつけることで、ABBはテクノロジーの限界を押し広げ、パフォーマンスを新たなレベルに引き上げます。130年以上にわたる卓越した歴史を持つABBの成功は、100カ国以上、105,000人の才気あふれる従業員によって支えられています。 www.abb.com