- 史上最長となるシーズン8のテストが、バレンシアで開始
- 新しいビデオシリーズ「Girls on Track」は、シリーズに登場する女性を讃え、次世代を鼓舞
- ルーカス・ディ・グラッシがABBのアンバサダーに就任
- 持続可能な発展のために、シーズン8を通して実施される気候イニシアチブ
今週、ABB FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン8の開幕に向けて、11月29日から12月2日まで、全11チームがバレンシアのサーキットでテストを行います。公式プレシーズンテストは今年もリカルド・トルモサーキットで実施されます。1999年に建設され、MotoGP開催のために設計されたこの施設は、スペインのオートバイ界の伝説的存在であるリカルド・トルモ氏にちなんで命名されました。今週使用される15のコーナーが設置された全長3,376kmのコースは、連続するタイトコーナーと短いストレートを特徴としています。
昨日の夕方には、フォーミュラEのメーカー、チーム、パートナー企業からの招待された代表者にドライバーが加わり、数カ月後に実施予定の完全公開イベントに先駆けて、新しいGen3マシンのプライベートプレゼンテーションを行いました。 Gen3は、フォーミュラEの次の時代を象徴するパワフルなマシンであると同時に、シーズン9から使用されるより高速で軽量なマシンの公式充電サプライヤとなるABBにとっても重要なマイルストーンとなります。
ABBは、FIAガールズ・オン・トラックとの継続的なパートナーシップの一環として、新しいビデオシリーズを発表します。このシリーズでは、ABBフォーミュラEで女性が果たしている様々な影響力のある役割を紹介することで、次世代の人々がSTEM学習を通じてモータースポーツの世界でキャリアを積んでいくことを目指します。 これは、ABBのサステナビリティ戦略だけでなく、シーズン中にレース会場で実施される気候変動への取組みを完全に補完するものです。革新的なテクノロジー、社会的進歩、変化の支持の3つの柱を中心に、世界各地の都市の中心部で開催されるABBフォーミュラEのレースに関連した活動を行い、持続可能な発展を目指します。
ABBのチーフコミュニケーション&サステナビリティオフィサーであるTheodor Swedjemarkは、次のように述べています。「私たちは、チャンピオンシップを通じてあらゆるサステナビリティトピックへの関与を促進し、レースが開催される都市や国へのポジティブな影響を最大化するための新しい方法を継続的に検討しています」
ABBは、フォーミュラEのシーズン3チャンピオンであり、国連環境計画のアンバサダーでもあるルーカス・ディ・グラッシを、チャンピオンシップの新しいアンバサダーとして迎え入れます。持続可能性とe-モビリティに関する話題で知名度の高い彼は、ABBにとって理想的なパートナーであり、持続可能な進歩を推進し、気候変動問題に対処するプロジェクトで協力していきます。
ABBの既存のアンバサダーである日産e.damsのセバスチャン・ブエミとポルシェのシモーナ・デ・シルベストロにブラジルのディ・グラッシが加わり、ABBは引き続き、タグ・ホイヤー ポルシェ フォーミュラEチームの公式パートナーを務めます。
世界選手権シーズンを盛り上げる22人のドライバーは、ドライバー / チーム部門で現チャンピオンのニック・デ・フリーズとメルセデスEQの座を勝ち取るため、コース上で激しい競争を繰り広げることでしょう。
これまでのシリーズ史上で最長のカレンダーとなる予定で、バンクーバー、ジャカルタ、ソウルの3カ所のエキサイティングな新しい都市を含む世界12都市の市街地コースで電気自動車による16レースが行われます。 これらの新しい都市での開催により、ABBはさらに多くのお客さま、ファンの皆さま、メディアと関わり、世界最先端のe-モビリティ技術に対する関心と認知度を高めることができるでしょう。
レースは2022年1月28日、29日にサウジアラビアのディルイーヤで開幕します。ドライバーたちは再び夜間に、完全に再生可能なエネルギーを利用した低消費電力のLED技術で照らされたトラックで競い合います。
ABB (ABBN: SIX Swiss Ex) は、より生産的で持続可能な未来の実現に向けて社会と産業の変革に活力を与える、世界をリードするテクノロジー企業です。ソフトウェアをエレクトリフィケーション、ロボット、オートメーション、モーションのポートフォリオに結びつけることで、ABBはテクノロジーの限界を押し広げ、パフォーマンスを新たなレベルに引き上げます。130年以上にわたる卓越した歴史を持つABBの成功は、100カ国以上、105,000人の才気あふれる従業員によって支えられています。www.abb.com