- チャンピオンシップの舞台はベルリンに戻り、エネルギー管理と効率性のショーケースとなるダブルヘッダー開催へ
- ABBのメガワット級充電技術による陸と空のE-モビリティの進化に注目
- ABBのガールズ・オン・トラックシリーズの最新動画が公開、ニッキー・シールズ氏が出演
ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、今週末、第7戦と第8戦の開催に向けてカレンダーに定着したベルリンのテンペルホーフ空港に舞台を戻します。
全長2.355kmの難関サーキットは、ベルリンの元主要空港の巨大エプロン内に10のコーナーが設置され、グリップ力の高いのコンクリート路面は、エネルギーレベルとレース戦略の両方に影響をおよぼします。土曜日には、従来の反時計回りのサーキット、日曜日には方向を変えてNILREBサーキットで競われます。
ABBのチーフコミュニケーション&サステナビリティオフィサーのTheodor Swedjemarkは次のように述べています。「ベルリンのサーキットは、エネルギー管理戦略と効率性が試される場です。サステナビリティ目標の達成に向け、サーキット外での取り組みが非常に重要です」
ABBは5月13日(金)にテンペルホーフで大型車用のメガワット充電システムに関するエクスクルーシブイベントをMANと共同で開催します。このイベントには、ドイツのフォルカー・ヴィッシング連邦デジタル・交通大臣、ABB E-モビリティのCEOであるフランク・ミューロン、MANのCEOであるAlexander Vlaskamp氏、欧州クリーントラックアライアンスの広報担当者であるKristin Kahl氏が登壇する予定です。
空港という舞台は、ABBとその技術にふさわしいものです。ABBは、陸上や海上でのゼロエミッション移動だけでなく、空の移動も推進しています。ABB E-モビリティは、2024年に商用化が予定されているLilium N.V.の高速地域航空ネットワーク向けに、メガワット急速充電インフラを開発・供給します。電動航空機に必要なターンアラウンドタイムは短いため、ABB充電ポイントは約30分で7人乗りリリウム・ジェット(Lilium Jet)のバッテリをフル充電し、15分で最大80%を充電できるように設計されています。
ベルリンには、ABBのデジタルeモビリティベンチャーであるPANIONの拠点があり、アマゾンウェブサービス(AWS)とクラウドベースのソリューション「PANION EV Charge Planning」を共同開発したのもこのベルリンです。電気自動車(EV)フリートと充電インフラをリアルタイム管理するために設計されたこのソリューションにより、オペレータはフリート全体のエネルギー使用量の監視と充電スケジュールの計画が容易にできるようになります。
ベルリンE-PrixではABBがグローバルパートナーを務めるFIAガールズ・オン・トラックイベントも開催されます。このイベントでは、8歳から18歳までの若い女性に、一連のアクティビティやワークショップを通じてモータースポーツ業界のさまざまな側面を探求する機会を提供します。ワークショップの1つはABBの最も革新的な協働ロボットであるYuMiとGoFaを中心としたABBロボティクスに焦点を当てられる予定です。
このパートナーシップをさらにサポートするABBのFIAガールズ・オン・トラック・シリーズの最新動画がレースに先立ち公開されました。フォーミュラEのキャスター兼ピットレーンレポーターであるニッキー・シールズが出演し、シリーズでの彼女の役割、彼女が直面した課題、パドックで起きているダイバシティ・インクルージョンにおける前向きな変化を探ります。
ベルリンの後、ABB FIAフォーミュラE世界選手権は6月4日にジャカルタで第9戦が開催されます。
ABB (ABBN: SIX Swiss Ex)は、より生産的で持続可能な未来の実現に向けて社会と産業の変革に活力を与える、世界をリードするテクノロジー企業です。ソフトウェアをエレクトリフィケーション、ロボット、オートメーション、モーションのポートフォリオに結びつけることで、ABBはテクノロジーの限界を押し広げ、パフォーマンスを新たなレベルに引き上げます。130年以上にわたる卓越した歴史を持つABBの成功は、100カ国以上、105,000人の才気あふれる従業員によって支えられています。 www.abb.com