- 北アフリカにおけるE-モビリティのショーケースとなるABB FIAフォーミュラE世界選手権の第10戦
- モロッコのサステナビリティ目標の達成を支援するABBテクノロジー
- ABBのFIAガールズオントラックシリーズの最新動画が公開
今週末、ABB FIAフォーミュラE世界選手権は5度目の開催となるマラケシュに舞台を戻し、アクション満載のレースが繰り広げられるでしょう。
22人のドライバーは、マラケシュのアグダル地区にある12のコーナーから構成される全長2.99kmのトラック、オートモービル・ムーレイ・エル・ハッサンサーキットで競い合います。モロッコの皇太子にちなんで名付けられたこのサーキットは、常設のレーストラックとホテル街周辺の道路で構成されています。この組み合わせは、チームとドライバーにさまざまなチャレンジをもたらします。
ABBのチーフコミュニケーション&サステナビリティオフィサーのTheodor Swedjemarkは、次のように述べています。「マラケシュは、2018年にタイトルパートナーとして初めてレースを開催した場所であり、ABBにとって常に象徴的なレース開催地です。モロッコの野心的な気候保護目標はABBの目標と完全に一致しており、より持続可能な未来の実現に貢献するテクノロジーを示すために、再びここに戻ってくることができることは素晴らしいことです」
ABBは1980年からモロッコで事業を展開し、エレクトリフィケーション、ロボット、モーションコントロール、産業オートメーション、電気ネットワークにおける不可欠なサプライヤとなっています。ABBは2030年までにエネルギー消費量を15%削減し、再生可能エネルギーの割合を増加させるというモロッコのサステナビリティ戦略を支援するために同国と緊密に連携しています。2009年には、電力の1.7%を再生可能資源でまかなうことができました。2015年には34%に上昇し、2030年までに52%になると予測されています。
ABBは、複数のプロジェクトを通じて同国のサステナビリティ目標をサポートしています。最近では、モロッコ最大の石油・ガス販売会社であるAfriquia社にモロッコ初の公共急速充電インフラを提供する包括契約を締結しました。同社は全国に480以上のガソリンスタンドを展開し、ABBが提供した最初のDC 50kw充電器7基の成功を受けて、より多くのABB充電器をガソリンスタンドに配備していく予定です。
モロッコの鉱業グループ企業であるManagem社も、アフリカ全域にデジタルソリューションを提供する契約をABBと締結しています。この重要なプロジェクトでは、ABBはABB Ability™ Operations Management System (OMS)とAdvanced Process Control (APC) ソリューションが、まず2カ所の鉱山に導入され、その後、合計でブラウンフィールド11カ所とグリーンフィールド2カ所の全事業に拡大される予定です。ABBのこのテクノロジーは、生産性と運用効率の向上に貢献すると同時に、Managem社の全ての地下および露天掘り鉱山のデジタルトランスフォーメーションをサポートします。
ABBは、ABBとFIAガールズオントラックとのパートナーシップをさらに強化し、フォーミュラEのパドックで活躍する女性にスポットを当てた動画シリーズの最新版を公開しました。マヒンドラ・レーシングのアレクサンダー・シムズのパフォーマンスエンジニアを務めるアンドレア・アクロイドが出演し、彼女がエンジニアになるまでの道のり、これまでのキャリア、そして彼女が見るスポーツ界における女性に対する考え方の変化を探ります。
マラケシュの後、ABB FIAフォーミュラE世界選手権は7月16日と17日に開催される第11戦と第12戦に向けてニューヨークに舞台を移します。
ABB (ABBN: SIX Swiss Ex) は、より生産的で持続可能な未来の実現に向けて社会と産業の変革に活力を与える、世界をリードするテクノロジー企業です。ソフトウェアをエレクトリフィケーション、ロボット、オートメーション、モーションのポートフォリオに結びつけることで、ABBはテクノロジーの限界を押し広げ、パフォーマンスを新たなレベルに引き上げます。130年以上にわたる卓越した歴史を持つABBの成功は、100カ国以上、105,000人の才気あふれる従業員によって支えられています。 www.abb.com