- アクセラロン株式のスイス証券取引所での取引開始を本日承認
- 本取引により、ABBとアクセラロンの両社は、それぞれのコア戦略とステークホルダのための長期的な価値創造に集中
- ABB株主は、保有するABB株式20株につき1株のアクセロン株を受け取る
ABB は、ミッション クリティカルなアプリケーション向けの高出過給機の世界的リーダーであるアクセラロンインダストリーズAG (旧 ABB ターボチャージング) が、チューリッヒの スイス取引所(SIX Swiss Exchange)で取引を開始することを認められたことを発表しました。 ティッカーシンボル「ACLN」は、ABB からの アクセラロンのスピンオフの完了を示しています。今回の上場は、2022年9月7日に開催されたABBの臨時株主総会において、スピンオフが承認されたことを受けたものです。 ABBは、現物配当として、ABB社の株式20株に対して1株の割合でアクセラロンの株式を分配しました。
このスピンオフは、ABBのポートフォリオマネジメント戦略の一環であり、エレクトリフィケーションやオートメーションといった世界的なメガトレンドの成長に焦点を当てると同時に、アクセラロンが独立した上場企業として柔軟性と独立性を高めながら成長できるようにするためのものです。
ABBのCEOであるビョルン・ローゼングレンは、次のように述べています。「このスピンオフの完了は、ABBの積極的なポートフォリオ管理戦略にとって、新たな重要なステップとなります。当社は、エレクトリフィケーションとオートメーションにおけるリーダー的ポジションに引き続き注力するとともに、アクセラロン事業の継続的成功に株主が参加できるようにします。CEOのダニエル・ビショフベルガーと会長のオリバー・リーメンシュナイダーの優れたリーダーシップのもと、新しいエキサイティングなグローバルブランドとして、全従業員が成功を収めることを祈念しています」
アクセラロンは、0.5~80MWのエンジン用過給機技術と最適化ソリューションのグローバルリーダーであり、海洋、エネルギー、鉄道、オフハイウェイ分野に持続可能で効率的、かつ信頼性の高い電力を供給することに貢献しています。革新的な製品の提供や研究面でのリーダーシップを通じて、同社が事業を展開する業界の脱炭素化を加速しています。アクセラロンは、約18万台の過給機を設置し、世界50カ国に100以上のサービスステーション網を有しています。
ABB(ABBN:SIX Swiss Exchange)は、より生産的で持続可能な未来を実現するために、社会と産業の変革を活性化する世界的なリーディング・テクノロジー企業です。ソフトウェアをエレクトリフィケーション、ロボット、オートメーション、モーションのポートフォリオに結びつけることで、ABBはテクノロジーの限界を押し広げ、パフォーマンスを新たなレベルに引き上げます。130年以上にわたる卓越した歴史を持つABBの成功は、100カ国以上、105,000人の才気あふれる従業員によって支えられています。 www.abb.com