ABBのERHモータは、空調アプリケーションにシンプルさと効率性を提供

• IES5効率により、直入れアプリケーションと比較してエネルギー消費を最大40%削減
• シームレスなプラグアンドプレイ設計により、設置が容易
• コンパクトで軽量な設計は、最新の HVACRシステムに最適

空気処理モータおよび駆動技術の世界的リーダーであるABBは、ファン壁用アプリケーション向けの非常に効率的でコンパクトかつ軽量なソリューションであるERHの発売により、HVACRシステム向けモータ製品ラインを拡大しました。この先進的なモータ技術は、プラグアンドプレイで可変速運転を実現し、設置を簡素化し、エネルギー消費を削減します。

「設備管理担当者やOEMは、運用コストの削減、システム性能の向上、持続可能性の目標達成という、ますます高まる要求に直面しています」と、ABBの空気設備のグローバルセグメントマネージャーであるBevan Christiansenは述べています。「ERHモータは、当社のソリューションです。このダイレクトドライブモータは、不要なコンポーネントを削減し、エネルギーの損失を最小限に抑え、気流効率を最適化します」

従来のファンシステムは、複雑な設置や頻繁なメンテナンスを必要とし、エネルギーの浪費につながることも少なくありません。ABBは、これらの課題を解決するために、ベルトやカップリング、その他の摩耗部品をシステムから排除し、機械的な故障リスクを低減しながら稼働寿命を延ばすERHを開発しました。IES5効率により、ERHは流量制御を改善しながら電力コストを削減します。  

ERHの可変速制御により、精密な調整が可能となり、最適な換気を確保しながらエネルギーの浪費を防ぎます。このモータは、標準的な誘導モータモデルが全波整流方式で稼働する場合と比較して、消費電力を最大40%削減でき、耐用年数全体を通じて大幅なコスト削減につながります。

従来のユニットのように、大規模なプログラミングや試運転調整を必要とせず、ERHはすぐに使えるようにあらかじめ設定されているため、セットアップが迅速かつ簡単に行えます。コンパクトで軽量な設計により、HVACRシステムへの統合が容易です。

IP65の保護等級に準拠した筐体により、ERHは効率性と耐久性を維持しながら、過酷な環境にも対応します。 外部ロータのフランジ取り付けにより、高トルクで省スペースの設計を実現しています。 長期間の耐久性を考慮して設計されたERHは、メンテナンスの必要性を低減する密封型グリース潤滑ベアリングを搭載しています。 強化されたEDM（電食）保護により損傷を防止し、超静音動作により騒音に敏感な環境にも最適です。

米国で設計・組み立てられたERHは、データセンタ、病院、商業ビルや産業用ビルなど、さまざまな空調用途に対応しています。ABBのグローバルサービスネットワークは、継続的なサポートを提供し、OEMや施設運営者に、変化する業界標準に対応する将来を見据えたソリューションを提供しています。

 ABBのERHモータのより詳しい情報は ABB.comよりご確認ください。

ABBは、エレクトリフィケーションとオートメーションのグローバルテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指しています。エンジニアリングとデジタル化の専門知識を結び付けることで、産業のパフォーマンスを高め、効率性、生産性、持続可能性を向上させ、優れた成果を生み出せるよう支援します。私たちは、これを「Engineered to Outrun」と呼びます。140年以上の歴史を有し、世界中に110,000人以上の従業員を擁するABBは、スイス証券取引所 (ABBN) および ナスダック・ストックホルム (ABB) に上場しています。  www.abb.com

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