ABBが1,300万米ドルを投資、カナダでのプレゼンス拡大

ABBが1,300万米ドルを投資、カナダでのプレゼンス拡大

  •  ケベック州への投資は、過去12カ月間で2度目となるカナダにおけるABB施設の拡張
  •  工場の拡張により、データセンタやその他のセクターからの増加する需要に対応
  •  事業の強化・拡大に向けた5カ年戦略を推進

ABBは、ケベック州サン・ジャン・シュル・リシュリューにあるインストレーション機器ディビジョンのイベルヴィル製造施設に1,300万米ドルを投資し、生産能力を増強するとともに、ケーブルトレイ製造のグローバルセンターオブエクセレンスに研究開発施設を設立します。これは、データセンタセグメントを中心とした世界的な需要の高まりに対応し、過去12ヶ月間で2度目となるABBのカナダ拠点への数百万ドルの投資となります。

イベルヴィル施設は、北米市場および海外のお客さま向けにケーブルトレイを設計・製造する生産、エンジニアリング、品質のスベシャリストを含む300人の従業員を擁しています。新しい自動化設備、ABBロボット技術、高度な設計ラボの統合と、32,500平方フィートを超える建物の改良により、102,000平方フィートの敷地の総生産能力が30%以上増加することが期待されます。イベルヴィルで製造される製品の中には、Microlectric®メーターソケット、Superstrut®金属フレーム、Joslyn® 高圧スイッチなどがあり、電力会社のお客さま向けに組み立てられています。

「ABBによる今回の投資は、当社のデジタル機能を進化させ、継続的なイノベーション促進に向けた5カ年戦略の一環です」と、ABBエレクトリフィケーション インストレーション機器ディビジョンのプレジデントであるMatthias Heilmannは述べています。「生産の拡大、新技術の統合、製品設計とエンジニアリングチームの結集により、カナダと世界のお客さまにスマート、安全かつ持続可能なソリューションを提供する当社の能力がさらに強化されます」

「この投資は、カナダにおける成長に対する当社のコミットメントの次の段階を示すものです」と、カナダのABBエレクトリフィケーション インストレーション機器ディビジョンのバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるAlain  Quintalは述べています。「当社の伝統とチームの専門知識を基に、お客さまへ継続的なサービスを提供し、1世紀以上にわたって事業を展開してきた地域社会で選ばれる雇用主となるため柔軟なキャリア機会を提供してまいります」

ABBは以前、カナダのポワント・クレールにあるインストレーション機器ディビジョンの製造施設への1,200万米ドルの投資を発表しました。これらの投資は、新しいデジタルプロセスと自動化を統合し、事業全体の効率性と持続可能性を強化・拡大する5カ年戦略の一環です。

ABBのエレクトリフィケーションビジネスエリアの一部であるインストレーション機器ディビジョン(旧Thomas & Betts)は、産業、建設、ユーティリティアプリケーションにおける接続、保護、配電管理に使用される製品の設計、製造、販売における世界的なリーダーです。38超のプレミアムブランド名で20万以上の製品をラインアップし、電気が使用されている場所であればどこでもABBインストレーション機器ソリューションを見つけることができます。

ABB (ABBN: SIX Swiss Ex) は、より生産的で持続可能な未来の実現に向けて社会と産業の変革に活力を与える、世界をリードするテクノロジー企業です。ソフトウェアをエレクトリフィケーション、ロボット、オートメーション、モーションのポートフォリオに結びつけることで、ABBはテクノロジーの限界を押し広げ、パフォーマンスを新たなレベルに引き上げます。130年以上にわたる卓越した歴史を持つABBの成功は、100カ国以上、105,000人の才気あふれる従業員によって支えられています。 www.abb.com.

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