私たちの主な目標はお客さま、サプライヤと提携して排出量を削減し、2030年までに事業活動におけるカーボンニュートラルを達成することです。
温室効果ガス排出量の削減にもたらす最大の影響は、世界のエネルギー消費量の約3/4を占める産業、建物、運輸部門でのエネルギー使用量を削減する当社の最先端のテクノロジーによるものです。
お客さまの年間CO2排出量を2030年までに100メガトン以上削減するという野心的な目標を設定しました。これは、3,000万台分の内燃自動車の年間排出量に相当します。たとえば、電気モータ用の可変速ドライブは電力消費量を最大25%削減できます。
また、事業活動においてカーボンニュートラルを実現することで、模範を示したいと考えています。これを実現するには、再生可能エネルギー源への移行を継続し、工場やサイト全体のエネルギー効率を改善し、車両を電気またはその他の非排出代替エネルギーに変換します。現在、CO2排出量を少なくとも80%削減できる分野を特定しており、テクノロジーが進化するにつれて、さらに多くのことを行う機会を継続的に模索していきます。2019年には、ABBが消費する電力の30%が再生可能エネルギーによるものであり、2013年のベースラインと比較して排出量を40%以上削減しました。
また、サプライチェーン全体で排出量削減への影響を拡大するためにサプライヤと連携します。