大型ガスクロマトグラフの場合、カラムや検出器を格納する恒温槽の温度維持、バルブの駆動、および防爆構造上(内圧防爆)計装空気が必要になる場合があります。対してPGC1000は主に以下の理由から計装空気を必要としません。
- ダイアフラムバルブの可動域が小さいため計装空気に代わり少量のキャリアガスを使用しバルブ操作を行っています。
- 超小型恒温槽デザインにより計装空気ではなく電気ヒータを使用して安定性の高い温度管理を実現しています。
- 防爆構造は計装空気を使用した内圧防爆ではなく、耐圧防爆デザインです。