ABBが垂直農法のLjusgårdaの成長に貢献

ABBが垂直農法のLjusgårdaの成長に貢献

スウェーデンの産業は鉄鋼から産業用ロボットおよび自動車にいたるまで、常にイノベーションの最前線を地走ってきました。今回のメニューはサラダです。ABBは農業企業Ljusgårdaが7,000㎡の葉物野菜を年間を通した持続可能な栽培の計画を立てるのを支援しています。

スウェーデンの小さな町ティブロで地元企業Ljusgårdaはレタスの大規模な完全自動屋内栽培を開始しました。

「私たちのビジョンは消費者が一年中安心してサラダを食べられるように、地元で栽培されたスウェーデンの野菜を供給することです」と同社のCEOであるAndreas Wilhelmsson氏は述べています。

  • 播種から製品梱包まで工場全体が完全に自動化されると、月間60トンのレタスが出荷される予定です。

彼らの道のりは過酷でした。2017年初頭、若手の地元起業家たちがLEDライトで照明されたガレージ内でレタスを垂直方向に栽培するというアイデアを思いつきました。2018年1月、旧家具工場の契約を獲得し、施設の一部で試験栽培を開始しました。その後、2020年には全面改築を開始し、2021年の初めまでに7,000㎡の敷地全体が使用されました。その間、従業員数も10人から60人に増員しました。

「誰もが9カ月で施設を改築することはできないと言いましたが、とにかく成し遂げました」とAndreas Wilhelmsson氏は述べています。

旧家具工場は現在、レタスの大規模な完全屋内栽培がおこなわれています。
旧家具工場は現在、レタスの大規模な完全屋内栽培がおこなわれています。

内装は灰色の工業用床が輝き、壁は白く塗られています。レタスの苗は天井から吊り下げられたチューブの中で栽培され、最高の歯ごたえとおいしさが得られるように計算されたピンク色のLEDライトで照らされています。一定の間隔で天井のレールから吊り下げられたレタスが栽培場所に向かって静かにスライドします。

夏までには播種から製品梱包まで工場全体が完全に自動化され、合計で月間60トンのレタスが出荷される予定です。「スウェーデンの消費者はスウェーデンの食品を食べたいのです。だからLjusgårdaが存在しているのです」とAndreas Wilhelmsson氏は述べています。「屋内で栽培することで、新鮮なスウェーデン産のサラダを市場に一年中提供でき、その需要は非常に高いです。私たちは栽培できるほぼすべてのものを販売しています」

垂直農法は多くの点で持続可能で費用対効果が高いものです。地元で栽培され、輸送距離が短く、食品廃棄物が最小限に抑えられ、水は再利用され、農薬は必要ありません。しかしながら、多くの電力を必要とします。サステナビリティの信条と急速な拡大を支援するために、LjusgårdaはABBにエレクトリフィケーションインフラの提供を求めました。

「レタスの屋内栽培は、ほぼ24時間強い照明で苗が成長するため、多くのエネルギーを必要とします」とABBスウェーデンの食品・飲料部門責任者であるNiklas Lindblomは述べています。「作物は一定の適切な屋内環境と湿度レベルを必要とし、これもまた多くのエネルギーを消費します」

このためには施設にある旧式の電気設備では不十分だったのではなく、交換が必要であることを意味していました。Ljusgårdaは以前にABBと協働していたため、彼らはソリューションを設計できるかどうかをABBに尋ねました。

「彼らの要件に基づいて、施設の空間要件およびLjusgårda'sのエネルギー需要を満たすソリューションを設計しました」とABBのセールスエンジニアであるJan Finsbäckは述べています。

  • ABBはフィーダ保護用のRelion®611シリーズ保護リレー付きの高圧スイッチギア SafeRing Air/SafePlus Airを含むコンパクトなソリューションを設置しました。

Ljusgårdaは人員の安全はもちろん、信頼性の高い製品を必要としていましたが、施設内の空間は限られていました。これらのニーズに応えるために、ABBはフィーダ保護用のRelion®611シリーズ保護リレー付きの高圧スイッチギア SafeRing Air/SafePlus Air、およびサーキットブレーカEmax2を備えた低圧スイッチギアMNS3.0および新しい変圧器を含むコンパクトなソリューションを設置しました。このソリューションは排出削減に貢献するというLjusgårda'sの持続可能なビジョンとも一致しています。高圧スイッチギアは、完全にリサイクル可能であるばかりでなく、温室効果ガスのSF6も含まれていません。

Ljusgårdaのような垂直農業企業には最適です。このプロジェクトは迅速な設置も要求されていました。ABBとの最初の連絡が2020年春にあり、8月に注文が確定、2020年12月に設置が開始されました。

「コアビジネスに集中するために、私たちは信頼できるサプライヤと協働したいと考えています。ABBがエレクトリフィケーションを引き受けてくれたので心配する必要はありませんでした」とLjusgårdaのリノベーションプロジェクトマネージャーであるMats Hellman氏は述べています。

ABBは垂直農家が、より高い品質で可能な限り低コストでより大きく、より早く成長する作物を生産するためのソリューションの幅広いポートフォリオを提供しています。

「ABBのメリットは、植物栽培のエレクトリフィケーション、デジタル化、自動化に関して、チェーン全体を管理・最適化できることです」とNiklas Lindblomは述べています。「温室でのエネルギー供給用のコンポーネントと当社のデジタルオファーを組み合わせることで、お客さまはエネルギー性能を分析・最適化するツールを手に入れることができます。また、当社はリアルタイムのサービスとメンテナンスを提供しています」

Niklas Lindblom, ABB, Jan Finsbäck, ABB, Andreas Wilhelmsson, Ljusgårda and Mats Hellman, Ljusgårda.
Niklas Lindblom, ABB, Jan Finsbäck, ABB, Andreas Wilhelmsson, Ljusgårda and Mats Hellman, Ljusgårda.

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