太陽光発電ソリューション

変圧器やRMU（リングメインユニット）一式をパッケージ化した特別高圧の中間変電所。標準化された設計で、納品までのリードタイムを大きく短縮。必要な設備をコンパクトにまとめているため、現場への輸送もスムーズです。高圧・低圧ケーブルの繋ぎこみ程度の簡単な現地作業で設置でき、大きな開口部や最小限の稼働パーツで、メンテナンスのしやすさも魅力です。

特高中間変電所の究極のパッケージ化を実現
発電所と系統の間に位置する特別高圧の中間変電設備。ABBが誇る業界最高峰のラインナップで、究極のパッケージ化を実現しました。必要な設備をコンパクトにまとめたことで、納品や設置にかかるリードタイムはもちろん、現場での設置作業もぐっと圧縮しています。

モジュール型のガス絶縁リングメインユニットはSafeRingと呼ばれます。SafePlusという10種類のモジュールの組み合わせによって、あらゆる用途に合わせて拡張が可能です。モジュール対応のため、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの発電所だけでなく、大型商業施設や鉄道など幅広い用途で活用されています。可動部分を最小に抑えた設計でメンテナンスフリーも実現しました。

幅広い用途に対応するモジュール型ユニット
ABBのリングメインユニットSafeRingは、遮断器やスイッチ類、ヒューズといったモジュールの組み合わせで構成されています。モジュールをさまざまに組み合わせることで簡単に拡張でき、12～36kVという幅広い電圧に対応。配電や保護、断路など多くの用途で使用できるため、お客さまのニーズにしっかりと応えられます。ABBならではの安全性と信頼性、高いコストパフォーマンスも兼ね備えています。

コンパクトで高定格の気中遮断器Emax2シリーズ。42kAから150kAという幅広い遮断容量の中から、ニーズに合わせた仕様を選択することができます。信頼性にすぐれた保護機能はもちろん、消費電力の削減に役立つABBの新技術が電気設備の効率アップに貢献。最適な負荷設備の管理を実現するのは、負荷制限やパワーコントローラといったABBの高度なテクノロジーです。

遮断器のオールインワン・ソリューション
ABBの気中遮断器Emax2は、低圧回路の電路保護といった本来の役割に加えて、高い付加価値を提供します。サイズは4種類から選ぶことができ、いずれもコンパクトな設計で、メンテナンスにも配慮されています。高速の負荷制御や複数の通信ユニットに対応する接続性など、最先端のテクノロジーも兼ね備えています。これからの分散型グリッドにも適応する、まさに次世代の遮断器です。

直流電流用に特別に設計され、かつ厳しい環境下でも効率的かつ信頼性の高い性能を発揮します。コンパクトなモジュール設計が特徴で、取り付けが容易である点も長所のひとつです。エネルギー効率が高く、優れた熱構造を有するため、電力損失の低減にも貢献します。まさに太陽光発電所に最適な負荷開閉器です。

直流電流用の設計で太陽光発電所に最適
直流電流用途に最適化されたABBの負荷開閉器OTDCは、さまざまな太陽光発電所に対応します。強い日射にさらされる過酷な環境下でも高い耐久性を維持し、実質的にメンテナンスフリーである点もポイント。コンパクトな設計で、発電所のレイアウトに合わせて多種多様な方法で設置することができます。技術で世界をリードするABBならではの、信頼性にすぐれた負荷開閉器です。

低圧配電向けの直流負荷開閉器用のコンタクタです。電磁接触器とも呼ばれるコンタクタは、太陽光発電所の負荷を切り替える際に必要です。ABBのコンタクタはDC1500Vまで対応可能なため、太陽光発電所からバッテリー回路まで幅広く利用できます。サイズはコンパクトですが、ABBの技術の粋が詰まった高効率な直流用のコンタクタです。

幅広い電圧に対応する直流向けコンタクタ
太陽光発電所において、コンタクタはDC側の遠隔制御や負荷の切り替えなどの際に機能します。一般的には直流の開閉回路は交流の場合より実現が困難だとされています。しかし、ABBは高い技術力でこの定説を覆し、幅広い電圧に対応するコンタクタ製品化することに成功しました。直流電流向けに設計されたコンタクタだからこそ実現できた、高い遮断性能と効率をぜひご確認ください。

経年による絶縁抵抗の劣化は、火災などに発展する恐れがあります。こうしたトラブルの予防保全に欠かせないのが、ABBの絶縁監視リレーCM-IW x シリーズです。絶縁劣化を常に監視し、設定されたしきい値を下回るとすぐにアラートを発します。電気設備のダウンタイムを最小に抑えると同時に、設備の信頼性を飛躍的に向上させます。しきい値の設定や調整が簡単で、機器のステータスもわかりやすい仕様になっています。

継続的な絶縁監視で高い信頼を保証
非接地回路を守るABBの絶縁監視リレーは、信頼性の向上に大きく貢献します。火災などの事故に発展しかねない絶縁抵抗の劣化を発見すると、即座にアラートで知らせます。こうした障害の早期発見は、電気設備の停止時間を短く抑えるために欠かせません。

ABBの絶縁監視リレーは操作性や視認性も高いという長所を有しています。設定や判別がしやすいという点も、高く評価されるポイントのひとつです。

再生可能エネルギー発電所と公共グリッドとの間に設置される多機能系統連系保護リレーです。過電圧、不足電圧、周波数上昇、周波数低下等を検知し、再生可能エネルギーを切断・再接続するように遮断器等に指示を出します。また単独運転も防止機能もあります。イタリアのCEI 0-21やドイツのVDE-AR-N 4105など様々なローカル規格に準拠した製品をラインアップしています。

信頼性の高いオールインワン系統連系保護装置
電圧、周波数の異常を即座に検知し、再生可能エネルギーを切断・再接続することで設備を守ります。Modbus RTU通信インターフェースも搭載した製品もあります。イタリアのCEI 0-21やドイツのVDE-AR-N 4105など様々なローカル規格に準拠した製品をラインアップしています。

マルチメガワット級の電力保護を目的としたABBの次世代高圧UPSであるMV UPS。ABBが長年にわたって現場で培ってきた技術と、最先端のパワーエレクトロニクスを融合させ、 電力保護機能のこれまでにない高い信頼性を実現しました。高品質な電力保護機能に加え、運用コストの低減にも大きく役立ちます。どんなときもABBのMV UPSが安定した事業継続をしっかりとサポートします。

高圧UPSの新たなベストソリューション

新テクノロジーによる次世代高圧UPS。必要に応じて最大22.5MVAまで拡張が可能です。静止型高圧UPSとしては画期的な常時電圧安定化機能を有しており、サーバーの負荷にも対応できる高い出力電圧性能を誇ります。

電力保護システムを高圧にすることで低電流化を図り、ケーブル径を縮小。損失を低減し、98％という高いエネルギー効率を実現しました。ABBの巧みなテクノロジーが生み出した高圧UPSの“最適解”です。

制御ユニットとセンサで構成されるコンパクトな多回路監視システム。コンポーネントの設置は簡単で、最小スペースで配電盤の内部に取り付けられます。発電所はもちろん、多種多様な建物にも適応します。モジュール形式で構成されているため、用途に応じてシステムのアップグレードや拡張を容易に行うことができます。省エネやエネルギーマネジメントに欠かせない見える化や電流の測定も可能です。

あらゆるニーズに応える柔軟なシステム
ABBの多回路監視システムは、分岐回路ごとに消費電力量などの見える化を可能にします。こうしたエネルギーの可視化は、省エネやエネルギーマネジメントだけでなく、故障箇所を速やかに特定するのに役立ちます。
太陽光発電所はもちろん、ありとあらゆる建築物に不可欠のシステムといえます。ABBの多回路監視システムが最適な理由は、配電盤の内部に設置できる省スペース性に加え、設置や改修、更新の容易さにあります。

世界中で多くの実績を有するABBのサージ防護機器（SPD）は、雷などが引き起こす電気的なトラブルからユーザの設備を守ります。間接接触や故障電流、熱に対するバックアップ保護を行い、SPDが交換時期になると、インジケーターが緑色から赤に変化してお知らせします。

さらにABBのSPDは10kAまでの短絡電流を自己保護し、バックアップ機器を必要としません。常にユーザーの使いやすさを意識したABBの哲学が、ここにも生かされています。

ABBの高い技術で事業継続をサポート
雷などによって引き起こされる異常高電圧・高電流から電気機器を保護するためのサージ機能。持続可能な事業継続のためには、あらゆるリスクを取り除く必要があります。ABBは雷やサージ防護に関する豊富な専門知識を有しています。
長きにわたる実績から開発されたのがサージ防護機器（SPD）です。発電所をはじめとするエネルギー分野からデータ回線などの通信分野に至るまで、社会の多くの場面で活躍しています。

高性能ケーブルエッジクリップ、長寿命結束バンド、結束バンド用専用工具があります。形状、素材も多種多様にあり、お使いのシステムに最適な製品を提案できます。

設置作業時間の短縮や、部品交換頻度の低減に貢献
Ty-Rap®高性能ケーブルエッジクリップを使えば、太陽電池パネル1枚につき、作業時間を1分短縮することができます。Deltec®結束バンドも専用工具を使うことで、作業時間の短縮に貢献します。
素材はどちらも耐候性アセタールを使用しており、屋外で最低20年間使用できるように設計されています。