ABB、ダボスで開催される2019年世界経済フォーラム年次総会へ初のeシャトルを提供

社会のあらゆる分野のリーダーや思想家が、スイスのダボス市へ集結し、1月22日から25日にかけて開催される世界経済フォーラム(WEF)の年次総会に出席します。

今年はこれまでと異なります。参加者は、ABBが動力を提供する持続可能なシャトルサービスにより、電気輸送の便益を体験することができます。これは、チューリッヒ空港からダボスへの初のeシャトルサービスで、スイス・アルプスまで約2時間のルートです。シャトルはダボスでも運行されます。

今年のWEF年次総会の5つの取組方針の1 つは、世界的成長は包括的で持続可能なものでなければならないことです。eモビリティはこれらの要件を満たし、ABBはこのビジョンをWEFの代表者たちに実現することで、先駆的技術のリーダーとして130年以上にわたる歴史に新たな一章を加えます。ABBは、道路、鉄道、海上でeモビリティを実現するために、輸送分野全体に新しいデジタル技術を展開しています。

ドイツの自動車メーカー初のオールエレクトリック車Audi e-tron 50台が、EV充電インフラの世界的リーダーであるABBから、ハイパワー(HP)充電器15台と直流高速充電器16台により充電されます。充電器は、ヨーロッパ全域の電気自動車サービスステーションネットワークを構築する主要OEMの合弁会社であるIONITYを通じて運営され、ダボス、ケンプタル、ハイジランドにおける高速道路のサービスエリアに設置され、ダボスと空港間のルートで車両を再充電するために使用されます。昨年の世界経済フォーラムの開催時には、ダボス市に8台のABB製急速充電器が設置されました。

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このイニシアチブは、今年の年次総会の主要テーマと一致しており、Globalization4.0のコンセプトに焦点を当てています。Globalization4.0は、生産と消費だけではなく「シェアとケア」に重点を置くグローバルな協力と貿易の新たな繰り返しです。eシャトルは、将来のeモビリティが交通システムに与える影響と、都市を清潔でスマートなものにする方法を示しています。

ABBの直流充電器は世界的に急成長し、今日、約8,500台が設置されています。その中には1,200台の最高350kW対応の直流ハイパワー充電器が含まれます。70カ国で販売され、他のどのメーカーよりも多くの充電器が販売されています。ABBのTerra HP充電器は、最長到達距離200kmを8分間で充電することができ、高速道路のサービスエリアやガソリンスタンドでの使用に理想的に適しています。

ABBのeモビリティのリーダーシップは、世界初の電気自動車の国際的なFIAモータースポーツシリーズであるFormula Eとのパートナーシップによっても実証されています。ABB FIA Formula E Championshipシリーズは、競争の激しいレースのるつぼにおけるeモビリティ エレクトリフィケーションおよびデジタライゼーション技術をテストするプラットフォームを提供しています。ABBとFormula Eは共に、eモビリティの限界を押し広げる理想的に位置にいます。ABB FIA Formula EのGen2 マシンは、WEF開催中にダボスで展示されます。

ABBの製品ポートフォリオには、電気自動車の充電技術に加えて、充電バスやトラック、船舶、鉄道、ケーブルカーのエレクトリフィケーションソリューションも含まれています。フォーチュン誌は最近、eモビリティと電気自動車充電の進歩で「世界を変える」企業のリストでABBを8位にランク付けしました。

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