ABB、シンガポールのガソリンスタンドにEV充電器を設置

ABB、シンガポールのガソリンスタンドにEV充電器を設置

スマート急速充電器は、電気自動車(EV)向け充電インフラのアクセス性および有用性における重要な新しい発展を示します。

ABBは、シェルとの契約を獲得し、市場をリードするEV充電インフラを島全体の10か所のガソリンスタンドに提供および設置します。

1台目のABB Terra54DC急速充電器は、現在稼動しており、シンガポール北東部センカンにあるシェルのガソリンスタンドに設置されています。追加の充電器は、今後数か月間に設置されていきます。

ABBの50kW急速充電器は、20~30分以内に車両のバッテリを0の状態から80パーセントまで充電することができます。また、ほとんどのEVと互換性があるとともに、ガソリンスタンドの環境内で最適に動作することが認証されています。

さらに、高度なデジタルマネジメントソリューションであるABB Ability™接続サービスにより、充電器はバックオフィス、支払いプラットフォーム、またはスマートグリッドシステムに接続され、充電器の状態監視、遠隔診断、修理、および無線ソフトウェア更新されることにより、ダウンタイムが最小限に抑えられ、低ランニングコストが維持されます。

ABBのEV充電事業のグローバルヘッドであるフランク・ミューロンは、次のように述べました。「ABBのDC急速充電器は世界76か国に11,000台以上設置されています。ABBは革新的でデジタル技術を用いた持続可能なモビリティの開発における主導的な役割を果たしており、世界中およびシンガポールでより多くのプロジェクトに参加しています。この最新プロジェクトは、シンガポールのより安全で、よりクリーンで、よりアクセスしやすい将来のモビリティエコシステムへの移行をさらに加速さるでしょう」と述べました。

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ABBは、シンガポール国内のクリーンモビリティの急速な発展に大きく貢献してきました。昨年、ABBは、2020年までにシンガポール全域にEV充電ポイント1,000か所を整備するSPグループによる野心的なEVインフラストラクチャーイニシアティブの一環として、DC急速充電ステーションのサプライヤに選ばれたことを発表しました。ABBはまた、2020年初頭にシンガポールの道路を走る40台の電気バスを充電するためのeバス充電インフラを提供し、その充電器の1台は、NTUキャンパスで現在試行されている世界初の自律型eバスに電力を供給しています。

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